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「ドミSが求めるサブM女性」と「サブM女性が求めるドミS」の違いとは?

「ドミSが求めるサブM女性」と「サブM女性が求めるドミS」の違いとは?

どうも、SMTOYORUのヨルです。

私の経験上、違いがあることは多々あります。

ドミSが求めるM像と、サブMが求めるS像。それは必ずしも一致するとは限りません。

「サブMならこうされたいはず」「ドミSならこうするべき」そう決めつけてしまうと、本当の意味で理想の関係にはたどり着けない。もちろん、それぞれで嗜好や理想は違うので、大枠がドミSやサブMだったとしてもミスマッチが起こることはよくあります。

例えば、あなたが「優しく導いてくれるドミS」を求めていたとしても、相手は「圧倒的な主従関係」を求めているかもしれない。また、あなたが「従いたい」と思っていても、相手が「支配したい」と思っていなければ、その関係は長くは続かない。

「支配したい」と「支配されたい」だけでは成立しない関係。

互いの理想が噛み合うことで、本当の意味で満たされるものになります。

では、イきましょう

MOKUJI

そもそも噛み合っている?ドミSとサブMの理想のズレ

ドミSとサブMは「支配したい」「支配されたい」という関係で繋がる。ただ、それだけでは理想の関係にはならない。

求める支配の形が違えば、「思っていたのと違う」と違和感を感じることもあるでしょう。

従いたいサブMと、従わせたいドミS。その間には、想像以上に温度差があることもあるんですよね。

ちなみに私は今はサブMの嗜好に合わせて答える事ができましたが、SM調教を理解しだした駆け出しの時は「そのせめ方好きじゃないんだよな」みたいなのもありました。逆にそのせめ方は苦手というのも、経験しましたね。もちろんその時の関係はサブMとドミSでした。

ドミSが求めるM像と、サブMが求めるS像は必ずしも一致しない

  • 「サブMならこれが気持ちいいはず」と決めつけるドミSは多い。
  • 逆に「ドミSならこうしてくれるはず」と思い込むサブMもいる。
  • 例えば、ドミSが「主従関係」を求めていても、サブMが「甘い支配」を求めていれば、関係は長続きしない。
  • お互いに「自分の理想」に相手を当てはめようとすると、すれ違いが生まれる。

肩書で相手を判断するのはあまりお勧めしません。

「従いたい」と「従わせたい」の間にある温度差

  • サブMは「強く支配される快感」を求めることが多いが、それが必ずしも「ドライな命令口調」や「無条件の従順」とは限らない。
  • ドミSの中には「言うことをすべて聞くサブM」を求める人もいるが、M側が「ただ従うだけでは物足りない」と感じることも。
  • 「従いたい」という気持ちがあっても、その裏には「認められたい」「愛されたい」という欲が隠れていることがある。
  • 「従わせたい」側も、ただ支配するだけではなく、相手の反応や快楽をコントロールすることに満足を覚えることが多い。

理想のズレを埋めるためのポイント

  • 自分の「されたいこと」だけを考えず、相手が求めるものにも目を向ける。
  • どんな支配が心地いいのか、支配される側の意見も伝える。
  • 「従う」と「従わせる」が一方的にならない関係の方が、長く快感を深められる。

噛み合わないまま無理に続けると、どちらかが「物足りない」と感じてしまうことになります。

支配する側も、支配される側も、お互いに理想の形を理解し合うことで、本当に満たされる関係が築けます。これがレスの原因だったりします。彼氏彼女間、夫婦間とのセックスレスは性癖が原因だったりします。

ドミSが求めるサブM女性の特徴|選ばれるMとは?

サブM女性の多くは「従順であること」が魅力だと思っているかもしれません。

ただ、それだけではドミSにとって物足りなくなることもあります。支配される側だからこそ、魅力的な反応や意思を持つことで、ドミSの興奮や欲求を引き出せます。選ばれるMはただ受け身でいるのではなく、支配されることで自分の快楽を深められるタイプが多いです。

「言われたことをただ聞くM」より「反応が魅力的なM」

命令にただ従うだけでは、ドミSにとって刺激が少ないこともあります。支配する側が求めるのは、Mが「どう反応するか」。言葉ひとつ、仕草ひとつで見せる表情、震える指先、息を飲む瞬間。そうした細かい変化が、ドミSの支配欲をより強く刺激します。

また、支配の快楽は一方的なものではなく、サブM側の「感じ方」や「反応の深さ」によって形が変わります。例えば、「もう無理…」と震えながらも従おうとする姿や、言葉には出さなくても、表情や仕草で気持ちが伝わる瞬間。そうした反応があるからこそ、ドミSの満足度も高まります。

自分から快楽にハマれるMは、ドミSの欲を引き出す

ドミSが求めるのは、ただ言われたことをこなすMではありません。支配されることで、自分の快楽を深められるMこそが、魅力的に映ります。例えば、リードされることで興奮が増すMや、挑発されると興奮を隠しきれなくなるM。そうした「支配される快楽を自分で高められるM」は、ドミSにとって扱いやすく、より長く関係を続けたいと思わせる存在になります。

支配されることは、受け身でいるだけでは成立しません。自分から快楽にハマれることが、結果的にドミSの支配欲を引き出すことにつながります。

受け身なだけではなく、Mとしての意思を持っているか

本当に魅力的なMは、単に言うことを聞くだけではなく、「どんな風に支配されたいか」を理解しています。例えば、「じっくり追い詰められたい」「試されることで興奮する」など、自分の快楽のスイッチを知っているMは、ドミSにとってリードしやすい存在になります。

支配される快感は、ただ与えられるものではなく、自分で深めていくものでもあります。ただの受け身ではなく、Mとしての意思を持つことで、ドミSとの関係はもっと濃密なものになります。

選ばれるMになるためのポイント

  • 命令をこなすだけではなく、支配されること自体を楽しむこと
  • 反応を意識し、自分の興奮や快感を相手に伝えること
  • 受け身ではなく、「従いたくなる」関係を作ること

支配される側にも、選ばれるMとそうでないMがいます。心から支配されたいと思うなら、ただの従順さではなく、自分の快感を引き出してくれるドミSを選び、その支配の中で魅力的にハマっていくことが大切になります。

サブM女性が求めるドミSの特徴|理想のSとは?

あなたも、理想とするS像があるはず。

ただ支配されるだけではなく、心から従いたいと思える相手。強引に命令されるより、自然と従いたくなるリード。そういう 理想のドミSこそが、サブM女性にとって本当に満たされる存在なのかもしれません。

支配するだけではなく、快楽をコントロールできるS。リードする力がありながら、相手をちゃんと見れる余裕があるS。そして、関係をその場だけのものにせず、深めていくことを考えているS。理想のドミSには、こうした特徴があります。

「ただ支配するS」より「快楽をコントロールできるS」

支配される快感は、ただ命令を受けることではなく、自分の感じ方を操られること にあるはず。例えば、焦らされたり、試されたり、普段の何気ないやりとりの中で「もう抗えない」と思う瞬間があると、支配の深さが変わります。

理想のドミSは、一方的に押し付けるのではなく、あなたの快楽のスイッチを知り、じわじわとコントロールする。それは言葉ひとつ、視線ひとつで変わるもの。自分の知らなかった快感まで引き出してくれるSこそが、理想のSです。

リードする力と、相手をちゃんと見れる余裕

リードすることは、ただ強引に引っ張ることではありません。どれだけ強いSでも、相手の反応を見ずに進めてしまうと、ただの独りよがりになってしまう。

  • どこまでなら踏み込んでいいのか、相手の反応を観察できる
  • 追い詰めるときと、受け止めるときのバランスを知っている
  • 指示を出すだけでなく、相手が「もっと欲しい」と思う流れを作れる

理想のドミSは、相手の感情の揺れを理解して、的確なタイミングで支配を深める。余裕があるからこそ、あなたの反応を見ながら、快楽をコントロールすることができる。

その場だけでなく、関係を深めることを考えているか

一時的な刺激ではなく、じわじわと深みにハマる関係が理想なら、Sも「その場だけの快楽」で終わるタイプではなく、関係を育てる意識があるかが重要になる。

  • 体だけでなく、精神的にも満たそうとする
  • 一貫した支配のスタンスを持ち、気分で変わらない
  • 追う・追われるの駆け引きを長く楽しめる

理想のドミSは、ただ命令するのではなく、あなたが「もっと支配されたい」と思う流れを作る。関係を育てることを考えているSこそが、あなたを本当の快楽へと導く存在になります。

理想のSを見極めるポイント

  • ただ支配するのではなく、あなたの快楽を操れるか
  • 一方的なリードではなく、相手の反応を見ながら進められるか
  • その場だけでなく、関係を深める意識があるか

理想のドミSは、ただ従わせるのではなく、従いたくなる関係を作る。理想のドミSは、支配の中であなたを安心させ、より深い快楽へと誘う。

あなたが求める快楽を深めてくれるSこそが、理想の支配者になるのかもしれませんね。

すれ違いの原因|本当は求めているものが違う?

関係がうまくいかないとき、原因は単純なものではないかもしれません。

サブM女性は「求められる」「従う」「与えられる快楽」に意識が向きやすい。ただ、ドミSは「導く」「試す」「引き出す快楽」に魅力を感じています。お互いが求める快楽の形がズレていると、関係は深まらないまま、すれ違いが生まれてしまいます。

サブMが「与えられる快楽」を求める一方、ドミSは「引き出す快楽」を求める

サブM女性は「支配されることで感じる快感」を求めている。

ただ、ドミSにとっての快感は、「相手がハマっていく姿を見ること」「支配の中で新たな快楽を引き出すこと」にある。

例えば、サブMが「もっと強く命令されたい」「ハードなプレイがしたい」と思っていても、ドミSは 「そこにハマるまでの過程を楽しみたい」「段階的に支配を深めたい」 と考えていることもあります。

サブMは 「もっと支配されたい」 と思っている
ただ、ドミSは 「じっくり支配を深めることに快楽を感じている」

ここにズレがあると、「思っていたのと違う」「なかなか満たされない」と感じてしまうことがあります。

「主従関係」ではなく「ただの上下関係」になってしまうパターン

理想のドミSとの関係は、ただの上下関係ではなく、「支配されることによって満たされる関係」 であるはず。

  • 命令に従うだけの関係になり、サブMが心から感じる瞬間がなくなる
  • ドミSがただの「指示を出す側」になり、リードの面白さを感じなくなる
  • お互いに「何かが足りない」と思いながら、関係が停滞してしまう

例えば、ドミSが「従わせること」を目的にしすぎると、サブM側の感情が置いていかれてしまう。

逆に、サブMが「言われたことをやるだけ」になってしまうと、ドミSの支配欲が満たされないまま終わる。

すれ違いを防ぐために大切なこと
  • お互いが求めている快感の形を知る
  • サブMは「もっと従いたくなる支配」を求め、ドミSは「もっと引き出したくなる反応」を得る
  • 「与えられる快楽」だけでなく、「引き出される快楽」を意識してみる

理想のドミSとの関係は、「ただ従う」「ただ従わせる」だけでは成り立ちません。

支配の中でお互いの快感が高まる関係こそが、本当に満たされる主従関係になるのかもしれません。

理想の関係を築くために|互いに満たされるポイント

理想の主従関係は、どちらか一方だけが満たされるものではなく、互いに深くハマることで完成するものだと思います。ドミSは支配を楽しみ、サブMは従う快感を味わう。ただ、それだけでは本当に満たされる関係にはならないこともあります。

関係を続けていく中で、サブMが「支配されることに夢中になれない」、ドミSが「物足りなさを感じる」となれば、どこかでズレが生じているのかもしれません。

互いに満たされる関係を築くために、何が必要なのでしょうか?

ドミSが求めるものを理解しながら、サブMも自分の欲を伝える

ドミSの支配欲は、ただ命令を聞いてもらうことだけではなく、相手がその支配にハマる姿を楽しむことにあります。サブMが「ただ従う」だけではなく、「どんな支配に興奮するのか」「どんなリードが嬉しいのか」を伝えることで、ドミSのリードもより深いものになる。

  • 「こういう支配が好き」「この言葉に興奮する」と伝えてみる
  • ただ従うのではなく、従う中で自分がどう感じているかを表現する
  • ドミSのリードに反応することで、相手の支配欲を引き出す

従うだけではなく、相手の支配を育てる意識を持つことで、快感の深さが変わってくるはずです。

「従う」「リードする」だけでなく、2人で関係を作っていく意識

理想の主従関係は、一方的に「する」「される」ではなく、2人で作り上げていくもの。支配する側と従う側が、どちらも無理なく楽しめる形にしていくことで、関係は長く続いていく。

  • そのときの気持ちや状況に応じて、関係を調整する柔軟さを持つ
  • 互いに「こうしてほしい」「こうされたい」と伝え合える関係性を意識する
  • 一方的な支配ではなく、Mが「自分からハマっていく支配」にする

「ただ従うだけ」でも、「ただリードするだけ」でも、どこかで限界がくるもの。2人で関係を育てる意識があると、快楽の深さも変わってくるはずです。

互いに深くハマるための信頼関係の築き方

支配と服従の関係は、信頼があってこそ成立するもの。サブMが「この人なら、どこまでも委ねたい」と思えるドミS、ドミSが「この子なら、どこまでも支配したい」と思えるサブMであることが大切。

  • プレイの中だけでなく、普段のやりとりから安心感を持てる関係性を作る
  • 「してほしいこと」だけでなく、「してほしくないこと」も伝える
  • 一度決めた関係性にこだわりすぎず、お互いの変化にも対応できる柔軟さを持つ

支配する側と従う側、どちらか一方だけが満たされるのではなく、2人で「もっと深くハマりたい」と思える関係が理想だったりします。

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最後に

「支配と服従は、一方通行では完成しない。深くハマるほど、境界線は曖昧になっていく。」

MOKUJI