どうも、SMTOYORUのヨルです。
私が調教を始めたころは、インターネットというものに情報はほとんど溢れておらず、自分で何かしら誰かしらから学ぶ、もしくはセックスを通して学ぶ事しか選択がありませんでした。
そんな頃の私に向けて書いた「これだけ知っとけば後は経験値だよ」という内容を書いています。
あなたはたぶん、私と同じドミナントに部類される人だと思います。性別は男性かもしれませんし、女性かもしれませんね。
そんな調教に興味があるあなたの調教ライフが最高になる事を願っております。
では、イきましょう。
まずは、いきなりですが私が考える調教に向いてる人と、向いてない人です。
調教に向いている人・向いていない人
調教は、単なる性的行為ではなく、信頼と精神的駆け引きを楽しむ結構高度なプレイです。
これを理解していないと、プレイがうまくいかないどころか、危険な関係に発展する可能性もあります。
調教プレイに向いている人
- 相手の反応を楽しめる人。SはMの反応を見ながらプレイを調整し、MはSの指示に応えることを楽しめる。
- 精神的な駆け引きを楽しめる人。単なる肉体的快楽ではなく、言葉、態度、主従関係のバランスを楽しめる。
- 支配や服従に「快感」を見出せる人。Sは支配すること、Mは服従することに魅力を感じる。
- 自分の欲求と責任のバランスが取れる人。SはMの安全を考えながら支配し、Mも自分の限界を理解しながら委ねられる。
- セックスを前提にしなくても楽しめる人。調教プレイは必ずしも性行為を伴わず、むしろ精神的な満足感が重要になる。
調教プレイに向いていない人
- 「調教=セックス」と思っている人。調教プレイは性行為だけを目的にするものではない。
- 相手をコントロールすることだけに執着する人。支配ではなく、ただの支配欲・独占欲で相手をコントロールしようとする人はNG。
- 他人の気持ちを考えられない人。SもMも、お互いの気持ちを理解し合えないと成立しない。
- 感情をコントロールできない人。Sは冷静に主導権を握り、Mは相手を信頼できる状態であることが必要。
- 責任を持てない人。調教プレイは責任が伴う。特にS側はMを守りながら導く役割を担う。
こんな感じです。SとMという表記をしましたが、分かりやすくSMで表記しています。細かい内容は後ほど。
SM調教プレイとは?基本の意味と魅力
SM調教プレイとは、支配と服従の関係を通じてお互いの快楽を高めるプレイスタイルの一つです。「調教」と聞くとハードなイメージを持つかもしれませんが、実際にはお互いの合意のもとで楽しむものです。特に初心者にとっては、まず基本を理解し、段階的に楽しむことが大切です。
- 合意と信頼が最も重要:お互いの理解と同意のもとで行う
- 目的は快楽の向上:苦痛を与えるのではなく、相手の快感を引き出す
- 段階的に進めることが大切:初心者はソフトなプレイからスタート
- 心理的な駆け引きが鍵:SとMの関係性を深めながらプレイを構築する
調教は「苦しめる」ことではない
調教プレイは、決して相手を無理に苦しめるものではありません。
大切なのは、お互いの快楽と満足を追求することです。プレイする相手の感情や反応を尊重しながら進めることが重要です。
また、「苦しむことが快感」というM性の特性を持つ人にとっては、その「苦しみ」が快楽へと変換される要素になります。そのため、S側の役割としては、相手の望む形で刺激を与え、適切なバランスで支配と快楽を調整することが求められます。
お互いの信頼関係がなければ成り立たないプレイであり、お互いのエロの感性が歯車の様に噛み合ってこそ快感が生まれ、その歯車の調整を調教者が行っていく。そこが調教の奥深さであり、快感です。
調教の本質は「導くこと」
調教において最も重要なのは、相手を自分の思う方向へ「導く」ことです。
単に命令し、強制するのではなく、相手が自然と従いたくなるように心理的に働きかけることがSとしての腕の見せどころです。
ここで理解しておきたいのは、「あなたの苦しい」と「相手の苦しい」は違うということです。自分が「これはきついだろう」と思うことが、相手にとっては心地よい快楽に繋がることもあれば、その逆もあります。重要なのは、相手の感覚を正しく把握し、適切な刺激を与えることです。
調教プレイのステップと実践テクニック
調教を楽しめる方法を紹介します。これから説明する内容が、ほとんどの調教プレイの本質になります。しっかり理解すれば、自分の快感と嗜好に応じて、自由にプレイを派生させていくことができます。
では、調教プレイの成功には、準備が重要です。以下の点を押さえましょう。
1.準備とマインドセット
調教は下記が出来るか出来ないかで、あなたが相手との信頼が変わってきます。快感の押し付けは調教ではありません。
- 信頼関係を築く:お互いの好みやNGを話し合い、ルールを決める。
- セーフワードを設定:なれない内は「赤」「黄色」など、プレイを中断・調整するための合図を決める。
- プレイの目的を明確にする:「羞恥を楽しみたい」「支配されたい」など、お互いの願望を共有する。
- 道具を準備する:アイマスク、手錠、スパンキング用パドルなど、適切なアイテムを選ぶ。
道具に関しては必要に応じてです。
2.プレイの導入
最初からハードにせず、ゆっくりと相手を導いていくのがポイント。信頼を深めながら、徐々に調教の世界へ誘いましょう。相手の開発状態次第や、過去の経験、トラウマは必ず考慮する事をおすすめします。
言葉責めの導入例
- 「今日は少し言うことを聞いてもらおうかな?」
- 「いい子にできる? それとも罰が必要かな?」
- 「恥ずかしい? でも、ちゃんと応えないといけないよ?」
ソフトな拘束プレイ
- アイマスクをつける → 視覚を奪い、感覚を研ぎ澄ませることで、より深い没入感を得られる。
- 手錠やロープで軽く拘束 → 動きを制限し、支配感を高めるが、最初はきつく縛りすぎないよう注意。
- 軽いスパンキング → M側がどんな反応をするかを見ながら、力加減を調整し、痛みと快楽のバランスを取る。
反応を確かめながら進める
- 恥ずかしそうにしているか?
- 声のトーンや呼吸の変化は?
- 身体がこわばっていないか?
これらのポイントを観察しながら、Mの反応に合わせて次のステップへ進みましょう。観察は調教の基本です。
3.本格的な調教プレイ
基本的なプレイに慣れてきたら、より調教していきましょう。
羞恥プレイ
羞恥心を刺激することで、精神的な興奮を引き出します。
- 鏡の前で命令を聞かせる:「自分の姿を見ながらできるかな?」と促す。
- 言葉で自分の状況を言わせる:「今、どんな格好をしている?」
- 露出プレイ(安全な環境で):窓を開けた状態や、リスクのない範囲でスリルを演出する。
主従関係の構築
調教プレイの醍醐味のひとつが、主従関係の確立。
- 敬語の使用を強制:「ご主人様(お嬢様)」と呼ばせる。
- 服従の証をつける:首輪やブレスレットなどを装着。
- ルールを設ける:「主が命令するまで話してはいけない」など。
主従関係の構築にはじっくりねっとりです。いう事聞けよ姿勢は実は一時的な効果しかないのであなた次第ですが、あまりおすすめはしません。調教は長期戦です。
痛みと快楽のバランス
痛みを伴うプレイは、正しく行えばより深い快楽を生む。
- スパンキング:回数や強さを調整し、痛みと快楽の境界を探る。
- 感度の高い部位を狙う:太もも、内もも、胸など。
- アイス&ヒートプレイ:氷や温かい手で刺激し、感覚の変化を楽しむ。ロウもこの一環ですね。
プレイを進める際は、必ずMの反応を観察し、安全を最優先に考えることが重要です。
最初からハードにせず、ゆっくりと相手を導いていくのがポイント。何回もいいますが、相手との合意のもとです。
上記の内容で感覚的な部分はつかめたかなと思いますが、これが具体的に世間ではどのように区分されているのか見ていきましょう。
4.BDSMの理解
BDSM(ビーディーエスエム)とは、ボンデージ、ディシプリン、サディズム、マゾヒズムをひとまとめにして表現する言葉であり、プレイの多様な要素を含みます。
- 「B」…Bondage(ボンデージ) – 拘束プレイ
- 「D」…Discipline(ディシプリン) – 規律・調教
- 「SM」…Sadism & Masochism(サディズム & マゾヒズム) – 加虐と被虐
また、近年では 「Domination & Submission(支配と服従)」 の概念も重要視され、BDSMの一部として扱われることが多くなっています。
Bondage & Discipline(拘束と規律):
- 拘束プレイを通じて、MがSに完全に身を委ねる感覚を強める。
- 規律を設け、Mが従うことで精神的な充足感を得る。
Domination & Submission(支配と服従):
- Sが主導権を握り、Mが従うことで快楽のバランスを形成。
- 言葉、態度、プレイの流れを通じて、明確な主従関係を構築する。
Sadism & Masochism(加虐と被虐):
- S(サディスト)は、M(マゾヒスト)に刺激を与えることで快感を得る。
- Mは、痛みや羞恥を通じて快楽を感じるが、その度合いは個人差がある。
- 痛みを伴うプレイ(スパンキング、ピンチング、軽い鞭打ちなど)を安全に行うためには、相手の限界を理解することが重要。
これらの内容を踏まえて自分が何をしたいのか、どこのカテゴライズされるかもしれないのかなど確認してみて下さい。
5.ここで信頼の差がつくプレイ後のケア
プレイ後のケア(アフターケア)は、調教の成功に欠かせません。ケアもまた調教の一部です。
もちろん、相手のイメージやプレイ内容、求める関係性によってケアの仕方は変わります。例えば、絶対的服従や24時間管理といった関係なら、その中でのケアの形があるでしょう。マッサージからのオーガズムでの主従とかでもまた違います。
ただ、アフターケアを疎かにする調教者が多かったために、トラウマになってしまった女性を何人も見てきました。だからこそ、以下のポイントを強くおすすめします。
- 温かい言葉をかける:「よく頑張ったね」「すごく良かったよ」など、褒める。
- 身体をチェックする:赤みや痛みが残っていないか確認。
- 感想を共有する:「どうだった?」と感想を聞き、次のプレイに活かす。痛み、嫌な事を吐いてもらう。
- スキンシップを取る:ハグや軽いマッサージで、リラックスさせる。
実際の調教プレイシナリオ・セリフ例
基本的に、プレイ中はあなた自身が感じたことを言葉にするのが最も効果的です。演じるだけでは、本当の興奮にはつながりません。
まずは、自分が感じた事、言いたい事を自分の言葉で伝えてみることをおすすめします。以下の例はあくまで参考なので、自分のスタイルに合わせてアレンジしてみてください。
初心者向けのやさしい命令
初心者のMに対しては、簡単な命令からスタートするのがベスト。ドミSとしての威圧感を持ちすぎず、サブMが「従う快感」を感じられるようにする。
シンプルな指示例
- 「目を閉じて」
- 「手を後ろに組んでみて」
- 「声を出さずに耐えてみようか?」
少しレベルを上げた命令
- 「僕(私)が許可するまで動かないで」
- 「こっちを見て、ちゃんと聞いてる?」
- 「お願いの仕方、分かってるよね?」
サブMの反応を引き出す言葉責めテクニック
言葉責めは、Mの羞恥心や服従心を引き出すための重要なツール。相手の性格やプレイの趣向に合わせて調整する。
優しく誘導するタイプ
- 「ちょっと恥ずかしい? でも、それがいいんでしょ?」
- 「こんなことされるの、初めて?」
- 「素直に従えて偉いね」
羞恥心を刺激するタイプ
- 「そんな顔して、興奮してるんじゃない?」
- 「言葉にしてみな、どう感じてる?」
- 「僕(私)の命令がないと、何もできないんだね」
支配欲をくすぐるタイプ
- 「完全に支配されるって、どんな気分?」
- 「もう、自分じゃ何も考えられなくなってるでしょ?」
- 「お前は俺のもの、それをしっかり覚えておけ」
ドミSを強調するセリフ例
Sがプレイの主導権を握るためには、「この人に従いたい」とMに思わせることが重要。そのためのカリスマ性を演出するセリフを紹介。
威厳のある命令系
- 「出来ないの?」
- 「管理するから」
- 「従うこと」
- 「言えないの?」
余裕のある誘導系
- 「怖い? でも、俺から逃げられると思う?」
- 「そんなに震えて… 期待してるんじゃない?」
- 「もっと素直になったほうが、楽しいと思うけど?」
冷静な観察系
- 「おもしろい反応するね、もっと見せてみなよ」
- 「さっきと違う顔してるけど、どうして?」
- 「言葉よりも、体のほうが正直みたいだね」
- 「やっと可愛い顔したね」
ドミSは、威圧するだけではなく、時に冷静で余裕を持った態度を見せることでさらに強調されるので。
調教プレイにおすすめの道具&活用法
初心者が安心して使える道具から、より刺激的なアイテムまで紹介します。
道具はプレイの幅を広げ、刺激を強化するための重要な要素です。使用する道具が「初級向け」か「上級向け」かは人それぞれ異なります。自身やパートナーの嗜好に合わせて、適切に選びましょう。
拘束プレイ向け
- アイマスク:視覚を遮ることで、感覚を研ぎ澄まし、緊張感や興奮を高める。
- 手錠・拘束バンド:軽い拘束プレイを楽しむためのアイテム。安全な素材のものを選ぶ。
- ソフトロープ:優しく縛ることで、相手をじっくりと支配する感覚を楽しめる。
- ボンデージセット:拘束のバリエーションを増やし、プレイの幅を広げる。
- スプレッダーバー:Mの足を固定し、自由を奪うことで羞恥や支配感を強調する。
- 拘束椅子・拘束台:完全な拘束を実現し、Sがプレイをコントロールしやすくする。
感覚を操るプレイ向け
- 電気刺激グッズ:低周波の電気刺激で、ゾクゾクする新しい感覚を楽しむ。
- 呼吸制御マスク:酸素の供給をコントロールし、極限の快楽を引き出す。
- バイブ・ローター:焦らしや寸止めプレイに活用し、快楽をコントロールする。
- 蝋燭プレイ用ワックス:温度管理が可能な専用ワックスで、安全に蝋燭プレイを楽しむ。
羞恥・精神的調教向け
- 言葉責めマニュアル:Mをより深く追い込むためのフレーズや心理テクニックを学ぶ。
- 調教契約:パートナーとルールを決め、長期的な主従関係を築くための合意書。
- 露出系アイテム:スリルを高めるための衣装やアクセサリー。
- リモート操作可能なアイテム:遠隔で刺激をコントロールし、羞恥と快楽を同時に与える。
痛みと快楽をコントロール
- スパンキングパドル:軽い刺激を与え、痛みと快感のバランスを学ぶ。
- 鞭・乗馬ムチ:痛みを伴う調教のためのアイテム。種類によって刺激が異なる。
- 拡張器・拡張プレイグッズ:Mの耐性を高めるための器具。経験に応じて段階的に使用。
プレイのレベルに応じた道具を活用し、無理のない範囲で楽しみましょう。道具を使用する際は、必ず安全を確認し、相手とのコミュニケーションを欠かさないことが重要です。
調教を作品から学ぶ
感覚的に調教の事を掴みたい人向けに映画とドキュメンタリーから2つの作品を紹介させて下さい。この2つはAVをみるより圧倒的に勉強になります。
Fifty Shades of Grey 3作品
Fifty Shades of Grey(フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ)は見たことある人もいるかもしれませんね。この作品はたくさんの事が学べるのでお勧めです。
Sex, Love & Goop
これはかなりおススメです。NetFlix限定ですので、見たい方は契約してください。もし相手(男女関係なく)を快楽に導きたいのならこの作品はすべてが入っています。実践的な方法やプレイではなく快感の本質に触れた内容です。
調教プレイの心理学的アプローチ
感覚的に学ぶのも大事ですが、心理学の視点から、調教プレイがどのように快楽を生むのか。下記を知っておくといいかもですね。上記で快感を相手が得るのにはちゃんと理由があります。
オペラント条件付け(行動と報酬の関係)
オペラント条件付けとは、特定の行動に対して報酬(快感)を与えることで、その行動を強化する心理学的手法です。SはMに対して適切な刺激や快楽を与えることで、Mの服従や反応を引き出しやすくなります。
- 「命令 → 服従 → ご褒美(快楽)」のサイクルを作る
- 繰り返し行うことで、Mが条件反射的に快楽を感じるようになる
- 適度な罰(軽いスパンキングなど)も強化の一部として利用できる
気になる方はこちらから▶「Operant Conditioning」
ミラーニューロンの働き(SとMのシンクロ効果)
ミラーニューロンとは、他者の行動や感情を自分のものとして「共感」する神経細胞です。調教プレイでは、Sの指示や表情がMの興奮を引き出し、逆にMの反応がSの支配欲を刺激するという相互作用が生じます。
- SとMはお互いの反応を無意識に「ミラーリング」して興奮を高め合う
- Sが自信を持って指示を出すことで、Mはより深く没入できる
- 言葉責めや視線の使い方も、ミラーニューロンを活用するテクニックの一つ
気になる方はこちらから▶「Neuroscience Meets Dance/Movement Therapy: Mirror Neurons, the Therapeutic Process, and Empathy」
🔹 エンドルフィンとドーパミンの分泌(快楽の脳内メカニズム)
エンドルフィンは「幸福ホルモン」とも呼ばれ、痛みやストレスを快感に変える作用を持ちます。ドーパミンは「報酬系ホルモン」で、快感を得ることでさらにその行動を繰り返したくなる効果があります。
- 軽い痛み(スパンキング、拘束など)はエンドルフィンを分泌させ、快楽に転換される
- ドーパミンが分泌されることで「もっと欲しい」という欲求が生まれる
- 適切な刺激と休息のバランスを取ることで、より深い快感を得られる
気になる方はこちらから▶「Dopamine Plays Double Duty in Learning and Motivation」
調教を成功させるのポイント
ここまでお話しさせて頂きましたが、成功の形は人それぞれですが、下記参考にしてみて下さい。
パートナーとの信頼構築
調教プレイは、パートナーとの信頼関係がなければ成り立ちません。安心感を与え、お互いが納得できる環境を作ることが重要です。
- 事前にルールを決める:合意の範囲を明確にし、NG行為を共有する。
- セーフワードを設定する:安心してプレイできるように、緊急時の合図を決める。
- プレイ後のケアを徹底する:プレイが終わった後のスキンシップや声かけで、安心感を与える。
これらはやっぱりおすすめですね。セーフワードは設定しなくても良いです。信頼関係が成り立っているなら。
そして、使う事はほとんどありません。では、なぜ?と思うかもしれませんが逆の立場で考えてみて下さい。
「〇〇さんに怖い思いさせたくないから、セーフワード決めていいかな?使うか使わないかは任せるけど、本当にやばいとは思わせない様にもちろんするけど、傷つけたくないしさ」
使うも使わないも相手や、あなたの力量次第ですが、この様に言われたら安心しませんか?相手に安心を与える事は従いたいと導くことになりまうす。
継続的なコミュニケーション
プレイの満足度を高めるためには、継続的な話し合いが必要です。
- プレイ後に感想を共有する:「どこがよかったか?」「改善したい点はあるか?」を話し合う。
- 相手の変化を察知する:プレイの好みや限界は変わることがあるため、定期的に確認する。
- 日常的な会話も大切にする:プレイ以外の時間でも、お互いの考えや感情を理解し合う。
完全に服従関係であるならこれらは必要ないかもしれませんが、上記の内容がなければ必ず別れがきます。
新しいプレイの取り入れ&快感を教え込む
マンネリ化を防ぎ、関係をより深めるために、新しいプレイの導入を工夫しましょう。
- 少しずつ試す:いきなり大胆なプレイをせず、軽い要素から取り入れる。
- リサーチを怠らない:書籍や映像、BDSMのコミュニティなどで新しいアイデアを学ぶ。
- 相手の反応を大切にする:無理に新しいプレイを押し付けず、相手の気持ちや反応を見ながら進める。
新しいプレイを取り入れる事も大切ですが、プレイスタイルを貫く事も大切です。人はマンネリします。必ず。その時々で新鮮さを意識するのも大切ですが、どんなに変化を楽しんでも、最終的に「戻れる場所」としての一貫性があることが、パートナーとの関係をより深くする鍵になります。
そして、次の事が調教の本質になります。
調教に型はない【本質的な楽しみ方】
調教プレイには決まった形やルールは存在しません。重要なのは、お互いの快楽と満足をどのように築くかという点が全てです。
- マニュアル通りにやる必要はない
- 言葉責めが好きな人もいれば、無言の支配に興奮する人もいる。
- 激しいプレイを求める人もいれば、精神的な駆け引きを楽しみたい人もいる。
- どのスタイルが「正しい」ということはない。
- パートナーごとに調教の形は変わる
- 一人ひとりの性癖や感受性が違うため、相手に合わせた調教が大切。
- SとMの関係も固定されたものではなく、相手によって変化することがある。
- 「プレイの本質」は、支配と快楽のバランス
- 目的は、どちらかが一方的に楽しむことではなく、相手の反応を見ながら快楽を共有すること。
- 「苦しめること=調教」ではなく、相手にとっての理想のプレイを一緒に探すことが重要。
Q&A:調教プレイに関するよくある質問
調教あるあるの質問に答えていきます。
初心者が始めるべきプレイとは?
- まずはソフトな拘束やアイマスクを使った感覚プレイから始める。
- 言葉責めや主従関係の軽いロールプレイを試してみる。
- Mの反応を見ながら徐々に強度を上げる。
個人的にはアイマスクは基本でもあり応用でもあるのでかなりおススメです。
調教プレイのリスクと安全対策?
- 物理的なリスク(拘束による血流制限、誤った道具の使用)に注意。
- 精神的な影響(過度な羞恥やプレッシャーによるトラウマ)を考慮。
- 事前に合意を取り、プレイ中も無理をしないようにする。
打撃、流血系は私はしません。そこに快感はあるかもしれませんが、それに匹敵する快感が他にもあると思っているのでそこへ導きます。
お互いに満足するためのコツ?
- ドミSはサブMの欲求や限界を理解し、プレイの強度を適切に調整する。
- サブMは自分の感情や欲求を素直に伝え、ドミSと意思疎通を図る。
- 定期的に振り返りの時間を持ち、より良いプレイへと発展させる。
ここら辺もプレイスタイルによるのですが、これ!という満足や成功はその人達それぞれの形があります。
サブMだけが気持ち良くなっては駄目だし、ドミSの快感が全サブMの快感とも限らない。
深掘りしたい人はこちら
最後に
「調教とは、触れずして支配すること。」