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自称Sとは?本物Sとの違い・特徴・見分け方を完全解説しましょう

自称Sとは?本物Sとの違い・特徴・見分け方を完全解説しましょう

どうも、SMTOYORUのヨルです。

「俺Sだから」と自称する人よくいますよね?

でも、本当にSなのか、それともただ言っているだけなのか、気になるところですよね。

「S」という言葉は、もともとSMプレイにおける「サディスト(Sadist)」の略ですが、実際には単に「いじわる」「ドSな性格」といった意味で使われることもあります。

そのため、「自称S」といっても、その中身は人によって大きく違います。

自称Sには、大きく分けて次のようなタイプがいます。

  • なんとなくカッコよさそうだから名乗る イキリ系
  • 自分が偉くなった気になりたい 支配欲系
  • 「S=乱暴」と勘違いしている 思い込み系
  • しっかり自己分析をした上でSを自覚している 本当にSな自称S

このように、同じ「自称S」でも、性格や考え方は大きく異なります。

「本物のS」と「自称S」にはどんな違いがあるのか、どうすれば見分けられるのか、わかりやすく解説していきます。

では、イきましょう。

MOKUJI

本物Sと自称Sの違い

本物のSと自称Sには、大きな違いがあります。

ただし、自称Sが必ずしも悪いわけではなく、中にはしっかりと自己分析をし、性癖を理解した上でMを楽しませることができる本当にSな自称Sも存在します。

本物Sの特徴

  • Mの満足を優先する
    本物のSは、M(受け手)の気持ちや快楽を一番に考えます。
    ただ相手を傷つけたり、自分の欲望を押しつけるのではなく、Mの反応を見ながら適切にリードします。
  • 自己制御ができる
    本物のSは、感情的にならずに冷静な判断ができます。
    相手を怖がらせたり、不快にさせたりするのではなく、安心感を持たせながら支配する力を持っています。
  • Mから信頼される
    本物のSは、Mにとって「安心して身を任せられる存在」です。
    プレイの前後でも相手の気持ちに寄り添い、しっかりとケアをするため、Mからの信頼が厚いです。
  • 自分の性癖やS性を深く理解している
    本物のSは、自分がどのようなプレイを好むのか、どんな刺激に興奮するのかをよく理解しています。
    単に「Sっぽいことをしてみたい」ではなく、しっかりと自己分析ができています。
  • これらを踏まえた上で、自分がSであると自覚し、あえて「自称S」として名乗る本当のSもいる
    世の中には、イキリ系の「自称S」と区別されるために、自分のS性を強く主張しない人もいます。
    本当のSは、言葉ではなく行動で示すこともできますし、Sである事を自称してる本当のSもいます。

自称Sの特徴

  • 自称Sの中にも、しっかりMを楽しませる本当にSな自称Sがいる
    自称Sの中には、単なるイキリではなく、しっかりとMとの関係を大切にしながらプレイを楽しむ人もいます。
    こうした人たちは、言葉よりも行動でS性を示し、Mに満足を提供できるSです。
  • ただの自己満足な自称Sもいる
    一方で、自称Sの中にはMのことを考えず、自分の欲求を満たすことばかりを優先する人もいます。
    「Mがどう感じるか?」を考えずに、ただ命令したり乱暴に扱ったりするのは、Sではなく自己中心的なだけです。
  • SNSで「俺Sだから」とアピールしがち
    本物のSは、わざわざ「俺Sだよ!」とは言いません。
    自称Sの中には、「Sである自分」を強調したがる人も多く、SNSのプロフィールや投稿でSアピールをしているケースがよくあります。
  • Sの意味を勘違いしている場合もある
    「S=相手を痛めつけること」と思っている人は、自称Sの可能性が高いです。
    本物のSは、Mの反応を見ながら楽しませることを重視しますが、自称Sは「とにかく乱暴にすればいい」と考えてしまうことがあります。
  • 自己分析が浅い自称Sと、深く理解している本当にSな自称Sがいる
    本物のSは、自分の性癖を深く理解し、Mとの関係を大切にします。ただし、自称Sの中にも、経験を積みながら自分の性癖を理解し、Mに寄り添うことができる本当にSな自称Sもいます。一方で、経験が少なく「とりあえずSっぽいことをしてみたい」と考えているだけの人もいるため、見極めが大切です。

自称Sが全員、害悪かと言ったら必ずしもそうではありません。自称Sの人でも本当にサブMを理解した自称Sもいるので、あなたの見極めが大切になります。

自称Sの4タイプ分類

自称Sには、主に4つのタイプが存在します。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

タイプ①:イキリ系自称S

このタイプは、とにかく「俺Sだから!」と口にするのが特徴です。

  • SNSや会話で無駄にSアピールをする
  • 「俺ってドSなんだよね」と自慢げに語る
  • Mを弄んだり雑に扱ったりすることで、自分がSであることを証明しようとする

しかし、実際には「Sっぽいこと」をしたいだけで、Mを本当に理解しているわけではありません。Mがどう感じるかよりも、「Sっぽく振る舞うこと」が目的になっているため、相手を満足させられないことが多いです。

タイプ②:支配欲系自称S

このタイプは、Sというよりも「自分が優位に立ちたい」という気持ちが強いのが特徴です。

  • 「俺が見下してあげてるんだよ」と上から目線の発言をする
  • Mを支配することよりも、単に相手を自分の下に置くことが目的
  • Mではなく、自分より弱い人をターゲットにしがち

Mとの関係を楽しむのではなく、「俺の方が偉い」と思いたいためにSを名乗る人が多いです。このタイプの自称Sは、プライベートでもマウントを取ったり、他人をコントロールしたがる傾向があります。

タイプ③:勘違い系自称S

このタイプは、そもそもSの意味をよく分かっていません。

  • 「S=相手を痛めつけること」と思い込んでいる
  • 「ドSなことをすればS」と考えている
  • 実際にプレイすると、相手をコントロールできず怖くなってしまう

例えば、「とにかく乱暴にすればいい」「命令すればSっぽくなる」と思い込んでいるため、Mとの相性が合わずに失敗することが多いです。

また、実際にMと向き合ったときに「どうしていいかわからない」「怖くなってしまう」というパターンも多く、プレイがうまくいかないことがよくあります。

タイプ④:本当にSな自称S(ドミナント自覚あり)

このタイプは、自分がSであることをしっかり理解していながら、あえて「自称S」として振る舞っています。

  • Sの本質を理解し、Mの精神・快楽を考慮してリードできる
  • 余計なSアピールをせず、行動で示す
  • 周囲の「イキリ系S」と混同されるのを避けるため、Sを強調しない

また、このタイプの人はセックスやプレイの経験も豊富で、自分の性癖をよく理解しています。Mが楽しめるように配慮しながらリードできるため、Mからの信頼も厚いです。

さらに、パートナーがいない時期には無理にS性を表に出さず、TPOに合わせた振る舞いができるのも特徴の一つです。

自称Sにはさまざまなタイプがいますが、大切なのは「Sとは何か?」を理解し、相手(M)を楽しませることができるかどうかです。

自称Sの見分け方

自称Sにはさまざまなタイプがいますが、本物のSと見分けるためにはいくつかのポイントがあります。

単なる言葉や自己申告に惑わされず、実際の行動や考え方をしっかりと観察することが重要です。

次の項目をチェックしながら、相手が本物のSかどうかを見極めていきましょう。

  1. プロフィールにSと書かない
    本物のSは、自分のS性を無理にアピールしません。そのため、SNSやマッチングアプリのプロフィールに「S」と書いている場合は要注意です。
  2. 勘違いSは言葉遣いもSだと思っている可能性がある
    「お前は俺のもの」「跪け」など、日常会話からSキャラを演じている人は、単にSっぽく見せたいだけの可能性が高いです。本物のSは、相手との関係性の中で自然にS性を発揮します。
  3. サブMには激しい、乱暴にすれば良いと思っている
    「Mは痛めつけられたいんだろ?」と、サブM(受け身のM)に対して無理にハードなプレイをしようとする人は、本質的にSではなく、ただの勘違いSです。
  4. エッチした時に相手のことを全く考えていない
    本物のSは、相手の快楽をコントロールしながら楽しませることを考えます。しかし、自称Sの中には「自分が気持ちよければいい」「とにかく激しければSっぽい」と思い込んでいる人もいます。
  5. なぜか上から目線。自分の性格、性癖を理解していない
    「俺はSだから偉い」「Mは俺に従うもの」といった上から目線の態度を取る人は、Sの本質を理解していません。本物のSは、相手を尊重しながら主導権を握ります。
  6. どんなSか聞いてみる
    「Sって言うけど、どんなSなの?」と具体的に質問すると、相手の理解度が分かります。本物のSであれば、自分のプレイスタイルや価値観を明確に説明できますが、勘違いSは曖昧な返答をすることが多いです。
  7. 「ドミですか?」と専門用語を使ってみる(対面が効果的)
    本物のSなら「ドミナント(Dom)」という言葉を知っていることが多いです。対面で聞いてみると、その場の反応で知識の深さが分かります。一方、自称Sは「何それ?」と戸惑ったり、後から調べて適当に合わせてくることが多いです。
  8. とにかく自分のことばかり
    本物のSはMの気持ちや快楽を考えながらリードしますが、自称Sは「自分が楽しめればそれでいい」と考えがちです。会話でも自分の欲望ばかり話したり、Mの希望を無視してプレイを進めようとする場合は要注意です。

本物のSと自称Sを見分けるためには、表面的な言葉ではなく、行動や知識の深さを確認することが大切です。これらのポイントを意識して、相手がどのタイプなのかを見極めていきましょう。

出会えたらラッキー!本物のSの見分け方

本物のSは、自称Sと違い、深い知識や経験を持ち、Mをリードしながらも尊重する姿勢があります。

以下のポイントをチェックすると、本物のSかどうかを判断しやすくなります。

また、Sと言っている人の中には、「ドミナント(支配型)」の気質を持っている可能性が高いです。

本物のSは単に攻めるだけでなく、Mの心理や快楽を深く理解し、精神的にも主導権を握る傾向があります。

  1. Sの人は自分がSであるアピールよりも相手がMであることを言い当てる
    本物のSは、自分のS性を強調するよりも、相手のM性を見抜くことに長けています。会話の中で「君はMっぽいね」や「〇〇なタイプのM?」といった言葉が出ることが多く、相手をしっかり観察しています。
  2. 感情的にならず、相手の気持ちを探る
    本物のSは、プレイ中や日常のやりとりでも冷静です。相手の反応をしっかり観察し、どんな刺激に興奮するのか、どこまでが許容範囲なのかを見極めようとします。むやみに怒ったり、感情に流されることはありません。
  3. 言葉ではなく行動でS性を示す方が多い(言葉でSアピールもいる)
    「俺Sだから」と言葉でアピールするのではなく、自然とリードしたり、指示を出したりすることが多いです。ただし、言葉でS性を見せるタイプもいるため、行動と合わせて判断することが大切です。
  4. Mの成長や関係性を大切にする(ドミ気質)
    本物のSは、Mの精神的な成長や快楽の深まりを大事にします。単に命令するのではなく、Mの反応や感じ方を深く理解し、関係性を長期的に築いていく傾向があります。
  5. 自分がいくことよりも相手がいくこと、感じていることに重きを置く
    本物のSは、自分の快楽よりもMがどれだけ感じているか、満たされているかを重要視します。自分本位なプレイではなく、Mがより快楽を得られるようにリードします。
  6. 自分の性癖やプレイスタイルを明確に説明できる
    「Sってどんなプレイが好きなの?」と聞いたときに、具体的なプレイ内容や自分のスタイルをしっかり説明できる人は本物のSである可能性が高いです。逆に「とにかく支配したい」「Mを痛めつけたい」など抽象的な答えをする人は、Sの本質を理解していない可能性があります。
  7. 「ドミですか?Sですか?」という質問への食いつきがヤバイ(1時間は語れる)
    本物のSは、自分のS性について深く考えているため、「ドミナント(Dom)」という言葉を出すと食いついてくることが多いです。この話題になった途端、延々と語り続ける人も少なくありません。
  8. プレイ後のケアを怠らない
    本物のSは、プレイ後のアフターケアをしっかり行います。Mの体調やメンタルの状態を気にかけ、優しく声をかけたり、抱きしめたりすることもあります。逆に、プレイ後に放置したり、態度が冷たくなる人は本物のSとは言えません。

ここでいう本当のSに出会えたらラッキーです。セックスパートナーとしてでも良いので、仲良くした方がいいです。あなたがもし、サブM気質なら。セックスで必ず満たしてくれます。

普段、本当のSは界隈にいる事が多いです。界隈というのは自分を満たしてくれるサブMがいる場所で、そこで性習慣を楽しむ傾向にあるので、出会えることが稀かもしれません。

自称Sとの関わり方】

自称Sと関わる際には、相手のタイプを見極めながら適切な距離感を保つことが重要です。すべての自称Sが悪いわけではありませんが、誤った知識や勘違いを持っている場合もあるため、慎重に接する必要があります。

振り回されず、冷静に対応する

自称Sの中には、相手を支配しようとするタイプや、自分の欲望だけを優先する人がいます。流されてしまうと精神的に消耗することもあるので、しっかりと自分のスタンスを持ちましょう。相手の言動に違和感を覚えたら、一歩引いて冷静に観察することが大切です。

本物のSの知識を持ち、「格の違い」を見せる

Sについて正しい知識を持っていると、自称Sとの違いが明確になります。本物のSはMの心理や欲求を理解し、適切にリードします。一方で自称Sは、ただ命令したり乱暴な行為をすることでSを演じようとします。知識があることで、相手の本質を見抜く力がつきます。

勘違いしている場合は、優しく教えてあげる

「S=乱暴」と思い込んでいる人や、「Mは何をされても喜ぶもの」と誤解している人には、正しい知識を伝えることで改善できる可能性があります。ただし、相手にその気がない場合は無理に説得しようとせず、関係を見直すことも大切です。

本物のSを知っているMは、自称Sにハマらない

すでに本物のSと関わった経験があるMは、自称Sの違和感に気づきやすくなります。本物のSは、相手に寄り添いながらプレイを楽しむため、Mが心から安心できる関係を築きます。一方で、自称Sは自己中心的なプレイに走りがちです。違いを知っていれば、簡単に騙されることはありません。

自分が楽しめる関係かを見極める

どんな関係でも、最終的に大切なのは「自分が楽しめるかどうか」です。相手に合わせすぎて疲れてしまったり、自分の望むプレイができないと感じる場合は、一歩引いて関係を考え直すことも必要です。無理をせず、自分に合った相手を選ぶことが大切です。

自分の性癖を明確にし、単純に「M」として括られない

本物のSは、相手の性癖やプレイの好みを尊重します。単に「Mだから従え」と決めつけるのではなく、サブM、リバ、ペインプレイ好きなど、Mの多様な嗜好を理解しようとする姿勢が見られます。自分の性癖をしっかり把握しておけば、自称Sに流されにくくなります。

自称Sに流されず、本物のSとの違いを理解することで、自分にとって最適な関係を築きやすくなります。

自分の性癖を明確にすべし】

自分の性癖を理解することは、より良い関係を築くために重要です。「Mだから」と一括りにされるのではなく、自分が何に興奮し、どのようなプレイを求めているのかを知ることで、本当に相性の良いSと出会いやすくなります。

まず、自分がどんなシチュエーションで興奮するのかを考えましょう。支配されるのが好きなのか、痛みが快楽に変わるタイプなのか、精神的に支配されたいのかなど、自分の嗜好を掘り下げることで、プレイの方向性が明確になります。

次に、過去の経験を振り返り、自分に合うプレイスタイルを分析することも重要です。

どんなプレイが心地よく、逆に苦手だったものは何かを考え、自分の快楽の傾向を把握しましょう。

また、自分の境界線を知ることも大切です。どこまでなら楽しめるのか、どこからが嫌なのかを明確にしておくことで、無理をせずにプレイを楽しむことができます。

最後に、自分の性癖を相手に伝える力を持つことが重要です。自分の望みや限界を明確に伝えることで、より充実した関係を築くことができるでしょう。

ポイント
  • どんなシチュエーションで興奮するのかを考える
  • 過去の経験から、自分に合うプレイを分析する
  • 自分の境界線を知る
  • 相手に伝える力を持つ

ここまで読んでくれたあなたにお勧めの記事です。

もっと掘り下げるといいかもしれません。下記おすすめです。

自称Sまとめ

自称Sは、Sとは限らず単なる支配欲や誤解から名乗っている場合が多いです。

本物のSは、相手の心理や快楽を理解し、経験を重ねることで磨かれます。自称Sと本物のSを見分けるためには、性癖理解の深さやセックス経験が重要なポイントになります。

また、自分の性癖をしっかり把握し、他人を実験台にしないことも大切です。相手を尊重し、安心して関係を築けるSを見極めることが、より満足度の高いプレイにつながります。

MOKUJI