どうも、SMTOYORUのヨルです。
「彼のこと、本当に大好き。でも──身体の相性だけ、どうしても違和感がある」
あなたも、そんな風に感じたことはありませんか?
性格も合う。価値観も近い。
笑いのツボも似ていて、一緒にいて安心できる。
それなのに──セックスになると、なぜか“噛み合わない”。
気持ちよくないわけじゃない。
嫌いなわけでもない。
でも、なんか違う。
このまま結婚しても大丈夫?
性の相性って、どこまで重視していいの?
そもそも「身体の相性が合わない」って、どういうこと?
もしかしたら、それは**性癖や性欲の違い──“快感の方向性のズレ”かもしれません。
本記事では、そんな迷いや不安を抱えるあなたに向けて──
- 性癖・性欲の自己診断(SMやドミナント/サブミッシブ傾向も含む)
- 脳科学や心理学から読み解く「快感のズレ」
- パートナーへの伝え方、NG・OKなセリフ例
- 結婚前に選べる“4つの選択肢”と、セックスレスのリアルなデータ
を通して、「我慢」ではなく「納得」で選ぶ結婚へのヒントをお届けします。
では、イきましょう。
身体の相性が合わないと感じるのは、何が原因?
「身体の相性が合わない気がする」
そう感じたとき、多くの人は「性欲の差かな?」とか「好きじゃなくなったのかな?」と思ってしまいます。
でも実は、そう感じる理由にはいくつかの“種類”があるんです。
この章では、身体の相性が合わないと感じる主な2つの原因を、わかりやすく説明していきます。
よくある“身体のズレ”のパターン
まずは、性癖というほどではなくても、お互いの感覚やテンポがズレている場合です。
こんなふうに感じたことはありませんか?
あなたの気持ち | 相手の行動 | 違和感として感じること |
---|---|---|
ゆっくり愛されたい | いきなり服を脱がされる | 気持ちがついていかない、置いてけぼり感 |
キスが長めの方が好き | キスは短くて淡白 | 「あれ、もう終わり?」と物足りなさを感じる |
自分のペースで触れ合いたい | 相手のペースが速すぎる | 焦らされるどころか、気持ちがしらける |
このように、リズムやテンポのズレは、想像以上に「相性が悪いかも…」という気持ちにつながりやすいんです。
さらに、性欲の強さや頻度の違いもズレの原因になりやすいポイントです。
たとえば、
- あなたが「週1回はしたい」と思っていても、
- 相手が「月1回で十分」と感じていたら?
どちらかがガマンすることになり、それが積み重なると「求めすぎかな…」「私って欲深いのかな…」と、自分を責めてしまうこともあります。
また、触られ方・声・におい・反応のズレも、意外と大きな影響を与えます。
人によって「こうされると興奮する」というポイントは違います。
- ふわっとしたキスが好きな人
- 耳元で話されるのがゾクっとくる人
- 相手の肌のにおいが安心感になる人
そういった“感覚的な好み”のズレも、「この人とは合わないのかも…」という違和感に変わっていくのです。
実は多い「性癖の違い」が原因のケース
そしてもうひとつ、意外と見落とされがちなのが、性癖のズレです。
相手のことが好きでも、「どんなふうに愛されたいか」が大きく違っていると、深いレベルで“合わなさ”を感じるようになります。
こんな例があります。
あなたの性癖 | 相手の傾向 | 起こるギャップ |
---|---|---|
優しく包み込まれるような愛され方が好き | 激しい・乱暴なプレイが好き | 恐怖や違和感を感じる |
少し命令されるような支配プレイに興奮する | ノーマル・淡白でリードしない | 物足りなさや虚しさを感じる |
受け身でいたい・委ねたい | 相手も受け身タイプ | お互いに何も始まらない、流れが生まれない |
主導権を握りたい・リードしたい | 相手もリードしたがる | 力のぶつかり合い、攻め合って噛み合わない |
こうしたズレは、はっきり話し合わない限り、“なんとなく違う”という形で心に残り続けます。
でもこれは、「合わない」わけじゃなくて、“興奮のスイッチが違う場所にある”だけなんです。
ポイントは「愛がない」じゃなくて「感覚の方向が違う」だけ
身体の相性が合わないと感じると、「もう好きじゃないのかも」「この人とは合わないんだ」と、すぐに不安になりますよね。
でも、必ずしもそうじゃありません。
- 愛していても興奮しないこともある
- 優しくしてくれるのに、身体が反応しないこともある
それは、「愛が足りない」のではなく、“性的な快感の感じ方が違うだけ”かもしれません。
だから大事なのは、自分がどんなふうに愛されたいのか、相手がどんなふうに愛したいのかを、知ろうとすることです。
快感の方向性のズレは脳と性癖が関係している
「好きな人なのに、セックスでは興奮できない」
「やさしくしてくれてるのに、なぜか気持ちが入らない」
そんな風に感じたことがあるなら、その違和感の正体は、脳の感じ方の“方向の違い”にあるかもしれません。
ドミナント/サブミッシブ思考は「脳の反応差」
人の脳には、「気持ちいい」と感じるための“快楽スイッチ”があります。
そのスイッチを押す役目をしているのが、「ドーパミン」という物質です。
でもこのドーパミンは、何に反応するかが人によって違うんです。
たとえば…
タイプ | 快感を感じやすい場面 | 傾向 |
---|---|---|
ドミナントタイプ | 自分が主導権を握る、相手をリードする | 指示・支配・演出が好き |
サブミッシブタイプ | 命令される、委ねる、従う状況 | 服従・受け身・責められるのが好き |
ノーマルタイプ | お互いにやさしく愛し合う関係 | 愛情・信頼・雰囲気重視 |
スイッチャータイプ | どちらの立場も楽しめる | 状況や相手によって変化する柔軟派 |
この“快感のスイッチの違い”がズレていると、どちらも悪くないのに、「なんか合わない…」という感覚が生まれてしまいます。
たとえばあなたが「ちょっと攻められる方がゾクゾクする」タイプで、相手が「やさしく包み込みたい」タイプだったら、身体は反応しづらくなります。逆もまた同じです。
これは、心の問題ではなくて、脳の反応が違うだけなんです。
興奮できない=愛情がない、とは限らない
セックスで盛り上がらないと、「この人のこと、本当は好きじゃないのかな…」と不安になりますよね。
でも、そう考えるのは少し早いかもしれません。
なぜなら、性と愛は、別の“ルート”で脳に届くからです。
簡単に言うと、
- 愛情は「安心」や「信頼」など、心の安全基地に関係しています(オキシトシン系)
- 性的な興奮は「刺激」や「期待感」に関係しています(ドーパミン系)
だから、心では満たされていても、身体が反応しないということは普通に起こるんです。
たとえばこんなケース:
状況 | 感情 | よくある誤解 |
---|---|---|
安心できる彼だけど、性的にはドキドキしない | 愛されてるけど、物足りない | 「私、冷めちゃったのかも…」 |
優しすぎてエッチな空気にならない | 家族みたいで安心しすぎる | 「ドキドキがない=もう無理?」 |
頭では幸せだと思ってるのに、身体が拒否する | 罪悪感や違和感にモヤモヤ | 「こんな自分はおかしいのかな…」 |
でもこれは、「愛がない」わけじゃない。
ただ、刺激と安心のバランスが、今の自分の中で噛み合っていないだけなんです。
自分の“快感スイッチ”を知ることが、答えを見つける第一歩
だからこそ大事なのは、「この人じゃダメかも…」と決めつける前に、自分はどんなスイッチで“感じる”のかを知ることです。
- どんなふうに触れられると嬉しい?
- どんな言葉にゾクッとする?
- どんなシチュエーションに気分が高まる?
その答えがわかれば、「快感の方向が違うだけだったんだ」と気づくこともできるし、もしパートナーがその違いを受け入れてくれる人なら、一緒に育てていける関係にもなれます。
自己分析|あなた自身の性癖と性欲を理解しよう
「身体の相性が合わない」と感じたとき、もしかしたら一番知らなきゃいけないのは、“相手”ではなく“自分”かもしれません。
この章では、あなた自身の性癖や性欲の傾向を簡単な診断でチェックしながら、その「違和感」の正体を一緒に見つけていきましょう。
10問診断|あなたの性傾向をチェック!
以下の質問に、「はい」か「いいえ」で答えてみてください。
あなたの“快感スイッチ”のヒントが見つかるかもしれません。
- 強引にリードされると、ちょっとドキッとする
- やさしいよりも、ちょっと厳しい態度に興奮することがある
- 命令されたり、お願いされたりすると、興奮しやすい
- 自分が主導権を持って動きたい方だと思う
- 相手をじっくり観察しながら、反応を見るのが好き
- 性的なことを考えるとき、妄想の中で“役割”がある
- 「セックスは愛があれば十分」とは、あまり思えない
- 恥ずかしいと思いつつ、ちょっと“縛られたい”願望がある
- 本当の自分の欲望は、まだ誰にも話せていない
- セックスの話をされると、つい話題をそらしてしまう
【診断結果タイプ】あなたはどの傾向?
Yesが多かった番号 | タイプ名 | 特徴 |
---|---|---|
1・2・3 | サブミッシブ傾向(受け身) | 指示されたい、導かれたい。ちょっとMっ気あり |
4・5 | ドミナント傾向(主導権を持ちたい) | 自分がリードして、相手を導くのが快感 |
6・7 | スイッチャー傾向 | どちらの立場でも楽しめる柔軟派 |
8・9・10 | 抑圧タイプ | 欲望を押し殺している、自己開示が苦手かも |
3・5・6 | ノーマル傾向 | 愛や雰囲気を大切にするバランス型 |
もちろん、ひとつに当てはまらない人もいます。
大切なのは、「私はこういう傾向があるんだ」と知ることです。
あなたが“違和感を抱く”本当の理由
相手のことは好きなのに、なぜかセックスでモヤモヤする。
そんなとき、こんな可能性が考えられます。
1. 性癖が合っていない
あなたが「リードしてほしい」と感じていても、相手が淡白で、まったく主導権を握らないタイプだと、どうしても満たされません。
逆に、あなたが主導権を握りたいタイプで、相手も攻めてくるタイプだと、ぶつかり合ってしまいます。
2. 自分の欲望をまだ言えていないだけ
「こんなこと言ったら引かれるかも」
「変な子だと思われそう」
そうやって、自分の本当の欲求を心の奥で封じてしまっていると、たとえ相手が“合うタイプ”だったとしても、満足できなくなります。
3. 自分が何を求めているのか、まだ気づけていない
なんとなく違和感があるのに、うまく言葉にできない。
それは、“感じ方の地図”がまだはっきりしていない状態です。
まずは「私はどうされたいのか?」を、紙に書き出してみるのもおすすめです。
【チェックポイント】
状況 | 可能性のある原因 |
---|---|
気持ちが乗らない/反応しない | 性癖の方向性がズレている |
いつも合わせてばかりで疲れる | 自分の欲望を伝えられていない |
なにが違和感なのか分からない | 自分の欲求に気づけていない or 抑えている |
本当の気持ちにフタをしないで
身体の相性は、「気が合う」「愛がある」だけでは自然に合うものではありません。
どうされたいのか、どんなふうに触れ合いたいのか。
それをちゃんとわかってくれる人と出会えたとき、セックスは“確認作業”ではなく、“繋がる瞬間”になります。
そして、まずその“答え”を知ってあげられるのは、あなた自身しかいません。
「身体の相性が合わなかったけど結婚した人」のリアル
「この人と結婚したいけど、身体の相性が合わない気がする…」
それは、決して珍しい悩みではありません。
実際に、身体のズレを感じながらも結婚した人たちが、その後どうなったのか。
ここでは、うまくいかなかったケースとうまくいったケース、両方の実例を紹介します。
結婚後にレス・離婚に至った人の声
いくら愛していても、性のすれ違いが積み重なると、やがて心の距離にもつながってしまうことがあります。
いくつかの実例を見てみましょう。
ケース①:女子SPA掲載
「付き合っていたときから、エッチのたびに『なんか違う』と思っていました。でも彼はやさしいし、結婚したらうまくいくかなと信じて…。
でも結局、セックスは回数も減り、誘っても『疲れてる』の一点張り。
数年たった今は、レスどころか、お互い避けるように…。
正直、女として扱われないのが一番つらいです。」
ケース②:Yahoo!知恵袋
「彼はすごくいい人なんです。話も合うし、一緒にいて安心できる。
でもセックスが全然合わない。私はもっとしていたいし、ちょっと強引にされるくらいが好き。でも彼はすごく淡白で、流れ作業みたい。
これって、愛されてないってことなんでしょうか…?」
このように、「性の相性って結構大事だった…」と後から気づく人はとても多いです。
特に、以下のようなパターンは要注意です。
状況 | その後どうなりやすい? |
---|---|
性癖のズレを話せずにガマンしたまま結婚 | 自己否定→不満爆発→レス→心の距離が広がる |
最初から性の温度差があった | 回数・情熱ともに減少し、無関心・無触状態に |
セックスを「義務」や「面倒」と感じ始めた | 夫婦というより“家族”になってしまう |
乗り越えたカップルの共通点
では逆に、相性のズレを乗り越えてうまくやっている夫婦には、どんな特徴があるのでしょうか?
いくつかの共通点が見えてきます。
① 性癖や欲望を正直に話せた
たとえば、「私はちょっとMっぽいところがあるかも」と、勇気を出して伝えた女性がいました。
最初、彼は驚いたそうですが、「そういうの、試してみる?」と一緒に考えてくれるようになったそうです。
お互いの“してみたいこと”を恥ずかしがらずに話せる関係は、それだけで信頼が深まります。
② プレイの工夫や「実験」をしてみた
たとえば、
- ラブホテルで非日常を体験
- セクシャルなイベントやワークショップに参加
- 恥ずかしいけど、お互いのフェチを1つずつ試してみる
など、“小さな冒険”が大きな改善のきっかけになることもあります。
③ スキンシップや愛情表現の「代替手段」があった
セックスだけにこだわらず、
- 手をつなぐ
- 一緒に寝る
- 抱きしめる時間をつくる
など、身体でのつながりを維持する工夫をしていた夫婦は、気持ちが離れにくい傾向があります。
【ポイントまとめ】
うまくいかなかった例 | うまくいった例 |
---|---|
性癖を伝えられなかった | 欲望をオープンに話せた |
合わないままガマンした | プレイを工夫し、実験できた |
セックス=義務になった | 日常のスキンシップを大切にした |
身体の相性は、最初から“完璧に合う”必要はありません。
でも、「違いがある」ことに気づいて、歩み寄ろうとする意志があるかどうかで、その後の未来はまったく変わってきます。
性癖をどう伝える?結婚前に知っておくべき“カミングアウト術”
「実はちょっとMっぽいところがある」
「本当はもっとリードされたい、でも言えない…」
自分の性癖をパートナーに伝えるって、とても勇気がいりますよね。
でも、結婚を考えているなら、“わかってもらえるか”より、“伝えたかどうか”の方が大切になる瞬間が必ず来ます。
この章では、性癖や性的な好みをどう伝えればいいのか、言い方・タイミング・空気のつくり方まで、やさしく解説していきます。
NGな伝え方/OKな言い方【フレーズ例つき】
言い方ひとつで、相手の受け取り方はまったく変わります。
まずは、ありがちなNG表現から見てみましょう。
NGな伝え方 | なぜNG? |
---|---|
「前の人はこうしてくれた」 | 比較されると誰でも傷つきます。「自分じゃ満足できないの?」と拒絶されたように感じさせてしまいます。 |
「普通のだけじゃ満足できないんだよね」 | 相手のセックスを“つまらない”と否定しているように聞こえます。相手が萎縮してしまう可能性も。 |
「変かもしれないけど…」 | 自分で“変なこと”と決めつけると、相手もそう感じてしまいやすくなります。 |
では、どう言えばいいのでしょうか?
ポイントは、自分の「感じ方」にフォーカスして伝えることです。
OKな言い方 | ポイント |
---|---|
「こうされると、なんかドキッとするんだよね」 | 主語が“自分”であり、お願いでも命令でもないので、受け取りやすい |
「ちょっと恥ずかしいけど、こういうことに興味があって…」 | 自分の正直な気持ちをやわらかく伝えている |
「一回だけでも試してみたいなって思ってて…」 | “強要”ではなく“提案”として伝えている |
ポイントは、「あなたに満たしてほしい」ではなく、「自分のことを少し知ってほしい」という姿勢で伝えることです。
伝えるタイミング&空気づくり
どんなに言い方がよくても、伝えるタイミングがズレてしまうと、逆効果になってしまうことがあります。
以下のタイミングや状況は避けたほうがベターです。
タイミング | なぜ避けるべき? |
---|---|
セックス直後 | 相手が敏感になっている時間帯。自分を否定されたように感じやすい。 |
雰囲気が悪いとき | ケンカ中や気まずい空気のときは、心が閉じていて話が入ってこない。 |
強くお酒が入っているとき | 本音が伝わる前に、冗談・ノリと受け取られてしまう可能性がある。 |
逆に、伝えやすいのはこんなときです。
- リラックスした休日の昼間
- お互いにまったりしている時
- 「最近、もっとお互いのこと知りたいね」という空気がある時
それでも「切り出せない…」という人は、LINEやメッセージで“ふわっと匂わせる”のもひとつの方法です。
たとえば、
「ちょっと恥ずかしい話なんだけど、○○されるとけっこう好きかもって最近思ってて…笑」
「変なこと聞いてもいい?○○ってアリ派?」
といった、やわらかい言葉+“笑い”や“クッション”を入れると、重たくなりすぎずに伝えやすくなります。
コツ | 内容 |
---|---|
自分の感覚として伝える | 「してほしい」より「こうされると好き」と伝える |
比較や否定を避ける | 前の人や他人との比較はNGワード |
一歩ずつ、対話のつもりで | 話し合いじゃなく、会話として伝える |
「言えなかったことをちゃんと伝えられた」
それだけで、パートナーとの距離がグッと縮まることがあります。
性癖は、恥ずかしいことじゃありません。
あなたの“感じ方の個性”を大切にしてくれる人かどうかを見極めるためにも、勇気を持って、小さな一歩を踏み出してみてください。
相性の違いとどう向き合う?結婚前に知るべき“4つの選択肢”
「セックスのことで迷ってるなんて、わたしっておかしいのかな?」
「性の不一致って、そこまで大きな問題?」
そう思っているあなたへ。
ここでは、“結婚前に知っておいてほしい現実”と、“あなたの優先順位”を整理する方法を、一緒に見つめていきます。
セックスレスは、珍しくない。でも、悩んでる人は想像以上に多い
まず知っておいてほしいのは、セックスレスは決して特別な悩みじゃないということです。
TENGAの調査によると、日本の既婚者の約半数がセックスレス状態。
しかもそのうち約7割が「満足していない」と答えています。
つまり、「我慢している」「諦めている」「でも心の中ではモヤモヤしている」
そんな人が、ものすごく多いんです。
実際の声:「セックスがなくてもいいと思ってた。でもだんだん“女”として見られていない感じがして、自信を失っていきました」
今セックスがないなら、結婚後に改善される可能性は限りなく低い
「結婚したら、きっと変わる」
そう信じて踏み切る人は少なくありません。
でも、性癖や性欲の方向性は、努力や気合いでは変えられないことが多いんです。
むしろ、
- 結婚後にセックスの回数が減る
- 会話が減る
- 子どもや仕事に追われて気力がなくなる
こういった要因が重なって、レス状態が深刻化するケースの方が多いのが現実です。
現在セックスレスまたは違和感があるなら、
将来的にもそのまま継続する確率は限りなく高いと考えておきましょう。
でも、セックスだけが“愛の証明”じゃない
ここで大事なのは、「セックスがある=愛がある」ではないということです。
人によって、「愛を感じる手段」はさまざまです。
愛の感じ方 | 具体例 |
---|---|
スキンシップ | 手をつなぐ、ハグする、そばにいる時間 |
言葉 | 「ありがとう」「大好き」「いつも頑張ってるね」などの会話 |
支え合い | 体調を気遣う、相談にのってくれる、背中を押してくれる |
目線 | やさしいまなざし、嬉しそうな表情、信頼がこもった視線 |
セックスはなくても、愛情を感じられる関係は、確かに存在します。
でも、それで満たされるかどうかは、あなたがどういう人かによるんです。
あなたにとって、セックスは“どれくらい大切”?
ここで、ちょっと立ち止まって考えてみてください。
こんな質問に、どれだけ「YES」と答えられますか?
- セックスがないと、「愛されてる感じ」がしない
- スキンシップだけでは、どこか物足りない
- 性的なつながりも、パートナーとの大事な絆だと思う
- 愛と性を完全に分けて考えるのは難しい
- 「この人に触れられたい」と感じることは、自分にとって大切
YESが多かった人は、セックスを“心のつながりの一部”として重視しているタイプです。
そうでない人は、安心・信頼・実利的な価値の方を大切にできるタイプかもしれません。
結婚前に考えるべき「4つの選択肢」
では、「今、身体の相性にズレを感じている」人は、どうすればいいのでしょうか?
以下のような4つの選択肢から、自分に合った道を見つけてみましょう。
選択肢 | 向いている人 | ポイント |
---|---|---|
① 話し合って解決を模索する | 性に前向き/歩み寄る意志がある | プレイ・頻度・スイッチの話を“対等に”できる関係なら◎ |
② 割り切る | 性欲が低い/他の価値を優先できる人 | 経済力・生活基盤・家族像を重視するならアリ。セックス以外の絆で支える |
③ 自分が抑える | 性欲が波あり/あまり執着がない人 | “今”は納得できても、数年後に不満が爆発するケースもあるため慎重に |
④ 別れる or 一度立ち止まる | 性的な満足が幸福に直結する人 | 「性も愛も両方ほしい」なら、妥協せず真剣に再検討を。自分を大事にする選択肢です |
愛し合ってるのに、セックスがないっておかしいのかな?
いいえ、おかしくなんてありません。
セックスがない関係でも、そこに愛は存在することがあります。
でも、それでもあなたが「触れられたい」「求められたい」と思っているのなら、その気持ちをなかったことにはしないでください。
最後に、あなたに問いかけたいこと
「セックスがない関係って、なんだろうね?」
もし10年後、「もう求められなくても平気」な自分が笑っていられるなら、その結婚はあなたにとって正解かもしれません。
でも、もし今すでに、
「自分ばっかり欲しがってるのかな」
「こんなことで悩んでる自分が変なのかな」
って思っているなら──
その結婚は、あなたがあなたらしく生きられなくなる始まりかもしれません。
Q&A|検索意図を補完するロングテール対策
性の相性が悪いと本当に結婚生活が続かない?
答え:相性が「悪いこと」よりも、それを“話せない関係”が続かなくなる原因になります。
セックスの相性が合わない=すぐに離婚、というわけではありません。
ただし、その違和感をお互いに言えないままガマンし続けると、心の距離がどんどん広がっていきます。
- セックスレスになっても平気な人
- スキンシップや会話で愛情を感じられる人
は乗り越えられるかもしれませんが、
- 「触れられたい」「求められたい」が強い人
- 性的な満足感を“愛のバロメーター”と感じる人
にとっては、不満や虚しさが蓄積して、関係にひびが入りやすくなるのが事実です。
大切なのは「合わなさ」ではなく、「話せるかどうか」「歩み寄れるかどうか」です。
ドミナントとノーマルのカップルってうまくいく?
答え:可能です。ただし「理解しようとする姿勢」が必要です。
たとえば、あなたが“ドミナント”=主導権を握るのが好きなタイプだったとして、
相手が“ノーマル”=やさしく愛し合うスタイルを大事にするタイプだったとします。
この組み合わせは、「うまくいくか?」の前に、**どう“すり合わせるか”**が大事です。
条件 | カップルの状態 |
---|---|
ドミが好みを伝える/ノーマルが理解しようとする | 〇:うまく回る関係になる |
どちらも“言わない・聞かない” | ×:不満が溜まり、すれ違いが加速 |
ノーマルの人が“SMっぽい要素”を完全に受け入れられないこともあります。
でも、やさしさ・信頼・工夫で「ちょっとしたリード」や「役割プレイ」から始めるなど、歩み寄り次第で“気持ちいい関係”はつくれます。
婚前に性癖を話すのって失礼じゃない?
答え:むしろ“思いやりのある行動”です。
性癖の話を切り出すのは、たしかに勇気がいります。
でも結婚って、「生活を一緒にする」だけじゃなくて、「身体も長くつながっていく関係」です。
お互いに“気持ちよく続けていく未来”をつくるためには、恥ずかしさより「安心して過ごせる土台」をつくる方が大切です。
話すときのポイントはこれ。
やってOK | やってNG |
---|---|
自分の「感じ方」として伝える | 「あなたは変わって」「それじゃ足りない」と責める |
軽くふわっとした言葉ではじめる | 重く真剣すぎる口調で詰める |
性癖は“こじらせ”より“共有”で幸せに近づけます。
スイッチャーの私は誰と相性がいいの?
答え:相性の“幅が広い”のがスイッチャーの最大の強みです。
スイッチャーとは、「攻め(ドミ)」も「受け(サブ)」もどちらも楽しめる性癖のタイプ。
そのため、相手に合わせて役割を変えられる柔軟さがあります。
相手のタイプ | 相性 |
---|---|
サブミッシブ | ◎:あなたが攻め役になることで満足度アップ |
ドミナント | ◎:あなたが受け身に回ることで安心感と快感を得られる |
ノーマル | 〇:プレイの濃さに少し物足りなさを感じることもあるが、コミュニケーション次第で好相性に |
ただし、「どちらもできる」がゆえに、“自分がどちらの役割をしたいか”がわからなくなって迷うこともあるのがスイッチャーの特徴。
そんなときは、以下のことを自分に問いかけてみてください。
- 今の相手に「合わせすぎていないか?」
- 自分が“本当はどうされたい”のかを考えたことがあるか?
- どちらのときに「素直な自分」でいられたか?
スイッチャーは、“合わせる人”ではなく、“自由に選べる人”です。
その強みを、自分自身がちゃんと知ってあげてください。
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まとめ|「身体の相性」で悩むあなたが、“納得して決める”ために
身体の相性が完璧に合うことだけが、幸せな結婚の条件ではありません。
大切なのは、性癖や感じ方の違いを否定せず、理解し合おうとできる関係かどうかです。
愛と性の形は人それぞれ。
だからこそ、自分の欲求にも嘘をつかず、「我慢」ではなく「納得」で決めてほしい。
その選択が、未来のあなたを守ります。
最後に
「触れられない痛みは、誰にも見えない。」