どうも、SMTOYORUのヨルです。
サブMと一言でいっても、その性癖や求める関係性は人それぞれ異なる。
ここでは、8つのタイプに分類し、それぞれの特徴を紹介する。自分に当てはまるものを見つけてみよう。
【大前提】サブミッシブの本質
サブミッシブの本質は、以下の要素が絡み合った繊細で深い体験だと思っています。
- 信頼:相手に自分を委ねる土台。
- 安心感:委ねることで得られる精神的な癒し。
- 絆:服従を通じて生まれる相手との深いつながり。
- 自己表現:自分の欲求を正直に受け入れ、それを形にする行動。
- 快楽の融合:精神的快楽と身体的快楽の両方を満たす行為。
- 解放:責任を手放し、主に導かれる安心感。
サブミッシブであることは単なる「従順さ」ではなく、深い信頼と絆を基盤とした積極的な自己表現でもあります。そのため、サブミッシブは決して弱さではなく、むしろ強さと自分自身への正直さでもあります。
このサブの本質的な特性を踏まえた上で8つのタイプを紹介します。
サブミッシブの8つのタイプ
私の経験上8つのタイプで分類します。個人的には感覚的に行っているので、あまりカテゴライズはしないのですが、この8つがじゃないかと考えています。細かく分けたのですが、複数当てはまる人ももちろんいますので、自分のサブ要素と照らし合わせながら読んでください。
では、いきましょう。
1. 服従型サブミッシブ
「命令されること」が心地よい、従属願望が強いタイプ
- Sに指示されることで安心感を得る
- ルールや規律がある主従関係を好む
- 「支配されること=快感」と感じやすい
例: 指示された行動をこなし、「よくできた」と認められることで満たされる。
向いているプレイ
- ルールを設定する調教
- 命令を忠実に守るシチュエーションプレイ
相性の良いS
- 主導権を握るのが得意なリード型S
- 厳しさと優しさのバランスが取れているS
2. 依存型サブミッシブ
Sの存在そのものに依存するタイプ
- 「愛されている」と感じることで安心する
- 主とのつながりを強く求め、精神的に寄り添いたい
- 承認欲求が強く、見捨てられることが怖い
例: Sに褒められたり、存在を認められることが何よりの快感になる。
向いているプレイ
- 言葉責め、所有欲を強く感じるプレイ
- 束縛や監視要素を含む調教
相性の良いS
- 長期的に関係を築ける支配型S
- Mの心理を理解し、精神的な安心感を与えられるS
3. 調教型サブミッシブ
「成長すること」に快感を覚えるタイプ
- 「試される」「挑戦する」ことが好き
- Sに認められることで達成感を感じる
- ルールや課題をこなすことで興奮する
例: 言葉責めや課題を与えられることで、自分の成長を実感し、満たされる。
向いているプレイ
- ステップアップ式の調教
- 「試験」や「チャレンジ」を取り入れた支配
相性の良いS
- 計画的に調教を進められるS
- Mの成長を楽しめる教育型S
4. 受難型サブミッシブ
「耐えること」「試されること」に快楽を感じるタイプ
- 苦痛や試練を乗り越えることで興奮する
- Sに追い詰められることで、より深い快感を得る
- 「耐えた後のご褒美」が至高の瞬間
例: 限界に挑戦することで、自分の意志の強さを再確認し、快感を深める。
向いているプレイ
- スパンキングや耐久プレイ
- 限界ギリギリまでの焦らし調教
相性の良いS
- Mの限界をしっかり見極められる冷静なS
- 段階的に負荷をかけ、快感をコントロールできるS
5. 奉仕型サブミッシブ
「Sを満足させること」が最大の快感になるタイプ
- Sに尽くすことで自分の価値を感じる
- 「自分が気持ちいい」より「Sが喜ぶこと」が重要
- 自己犠牲的な一面があり、相手のために動く
例: Sの指示がなくても、自ら尽くすことで満たされる。
向いているプレイ
- オーラルや奉仕調教
- Sの要求を忠実にこなすシチュエーションプレイ
相性の良いS
- 自己中心的な支配を好むS
- Mの献身をしっかり受け止め、感謝できるS
6. 挑発型サブミッシブ
わざと反抗し、試される快感を求めるタイプ
- 「試されること」に興奮する
- Sの本気度を確認したくなる
- 支配を確認するために、わざと挑戦的な態度をとる
例: わざと指示を無視し、「そんな命令じゃ従わない」と挑発することでSの反応を楽しむ。
向いているプレイ
- 言葉責めや支配の再確認プレイ
- 無理やり従わせるシチュエーションプレイ
相性の良いS
- Mの挑発に冷静に対応できるS
- しっかりと主導権を握れる強いS
7. 自己矛盾型サブミッシブ
「支配されたいのに、完全には従いたくない」タイプ
- 「従属したいけど、自由もほしい」と矛盾する欲望を持つ
- 追い詰められると逃げたくなるが、逃げられると物足りない
- 主導権を渡しつつ、どこかで試している
例: 「私は支配されたい」と言いながらも、どこかで主導権を握りたい気持ちを持っている。
向いているプレイ
- 逃げるMを追い詰めるプレイ
- 支配と解放を繰り返す調教
相性の良いS
- Mの心理戦を楽しめる余裕のあるS
- 振り回されてもブレない支配力のあるS
8. 快楽追求型サブミッシブ
プレイそのものを楽しみ、快楽を最優先するタイプ
- 精神的な支配よりも、肉体的な刺激を重視
- Sとの関係より、プレイの内容を重視する
- 「気持ちよさ」だけを追求することもある
例: 主従関係よりも、その場のプレイを楽しむことが目的になりやすい。
向いているプレイ
- 性感調教や焦らしプレイ
- 直接的な快楽を与えるプレイ
相性の良いS
- Mの快感を深く追求できるテクニカルなS
- 直接的な刺激を楽しめるS
タイプはもちろんひとつじゃない
サブMのタイプは、一つに限定されるわけではありません。多くの人が 「服従型+奉仕型」「依存型+受難型」 など、複数の要素を持っています。
例えば、「調教型+服従型」 の場合は「成長したいけれど、主の命令に従うことも快感」だったり、「挑発型+自己矛盾型」 であれば「試したいけれど、支配されたい」という複雑な欲望を抱えていることもあります。
自分の中にどんな要素があるのかを知ることで、より満たされる関係を築くことができます。
あなたはどのタイプ?
ひとつだけではなく、複数に当てはまる人が多いです。「自分はどんな快楽を求めているのか?」を意識すると、本当に満たされる関係が見えてくる。
さらに深く知りたい場合は、以下の記事をチェック。
最後に
これらの要素が分かれば相手選びにも使えますよね。相手のタイプと出来るだけ合えば合うほど、あなたのサブの部分は満たされると思います。ちなみに、完成されたドミナントならこれらはすべて網羅できます。
網羅できないのは、ドミではないただセックスがしたいが先行しているタイプかなと。