どうも、SMTOYORUのヨルです。
人はみんな、「自分が何に興奮してるのか」をわかったつもりでいる。
けど実際は、AVのジャンルで語ったり、見た目のタイプで済ませてるだけ。
それじゃ、“抜けても満たされない”まま。
性癖っていうのは、ただの好みじゃない。
勃つ瞬間に、自分のどんな感情が動いているか――それがすべて。
恥ずかしさ、征服欲、崩れていく快感、見透かされた感じ。
あなたの中で“疼く”ものには、必ずルーツがある。
この章では、攻略法も、外見の話も一切しない。
ただ、自分の中の「反応するポイント」を静かに掘り下げていく。
そこに、本当の性癖が眠っている。
では、イきましょう。
自分の性癖のベースを掘り起こす5つの問い
紙でもスマホでもいい。書き出しながら、自分に問いかけてみてくれ。すべてはここから始まる。
1. どんな瞬間に、身体が反応する?
- 服を脱いだ瞬間?
- 目が合った時?
- 抵抗されながらも受け入れてきた時?
- 声を我慢してるのを見た時?
→ 身体が疼く瞬間=性癖の根。そこにあるのは、女じゃなく「自分の感情」。
2. どんな“関係性”にムラムラする?
- 年下から甘えられる
- 年上が主導権を渡してくる
- 普段は強い女が、自分の前では弱くなる
- お互い言葉はいらないけど通じてる感じ
→ 女の“属性”じゃなく、“距離感”で抜いてるなら、それがあなたのスイッチ。
3. どんな“顔”にゾクッとする?
- 恥じらってる
- 呆けてる
- 抵抗してるのに濡れてる
- 涙目で見上げてくる
→ この「表情」は、あなたが何を“支配したいか・許したいか”のヒント。
4. どこに触れたいと思う?
- 首、耳、腰、太もも、下腹部…
→ パーツには、無意識の「欲望の象徴」がある。
たとえば:
- 首なら「支配」
- 耳なら「囁き=言葉の支配」
- 腰なら「コントロール」
- 下腹部なら「核心へのアクセス」
5. 何を言われたら、勃つ?
- 「やだ、でも…」
- 「もっと…して」
- 「恥ずかしい…」
- 「○○くんだけだよ?」
→ 言葉は、欲望のドアノブ。
あなたは、どんな“言葉の音”に反応してる?
もうそれが、あなたの性癖の地図。
熟女が好きとか、ツンデレがいいとかじゃない。
何を見たら、何を言われたら、どうされたいのか――それだけ。
どんな「シチュエーション」に興奮するのか?
人によって、身体が勝手に疼く瞬間は違う。
中には、女性そのものよりも「状況」に反応してしまうタイプがいる。
何を見たときに、どんな空気の中で、どういう流れの中で、自分が発火するのか――
それを知るだけで、性癖の半分は輪郭が見える。
01|“バレたら終わり”という緊張感の中で、感じてしまう女性
- カフェの隅、誰かに見られてしまうかもしれない緊張感
- 電車の中、他人の目を気にしながら身体が寄り添ってくる
- 外の世界と断絶できない場で、声を押し殺して感じている表情
ここに疼くなら、あなたが欲しているのは女性の“理性と本能がぶつかる瞬間”。
快楽に流される自分を、必死に抑え込もうとする姿に反応している。
02|密室で、逃げられないと悟ったときの静けさ
- 車内のドアが閉まった瞬間の、あの無音
- ホテルに入った直後の、目を逸らす仕草
- 会社の資料室、ふたりきりの時間が生まれた瞬間
この“逃げ場のなさ”が勃起と繋がるなら、
あなたは「今この空間でしか生まれない反応」に惹かれている。
その場でだけ現れる、女性の表情、間、沈黙。
03|関係性の崩壊が始まった一線
- 先生と生徒、上司と部下、既婚者と独身――そのどれもが“やってはいけない”とわかっていながら、踏み出してしまう一歩。
女性がその場に立った時、心に浮かぶのは「後悔」ではなく「解放」だったりする。
その“瞬間のゆらぎ”に、あなたの欲望は反応している。
04|拒みながら、染まっていく様子
- 初めは首を振っていたのに、途中から目を逸らさなくなる
- 震える声で「ダメ…」と呟きながら、足は閉じきれない
- 理性を守ろうとしていた女性が、快楽に素直になっていく
ここで疼くなら、あなたの性癖は「快楽に負けていく人間のリアル」にある。
無理やりじゃなく、“自然と崩れていく”その過程こそが核。
「どんな場面で、俺は静かに興奮していたか」
振り返ってみてほしい。
AVでも、実体験でも、妄想でもいい。
そのときの“空気”はどんなだった?
女性は、何を我慢して、どんなふうに揺れていた?
どういう「快楽の与え方」や“受け取り方”に、反応しているのか?
セックスの主導権がどっちにあるかじゃない。
“どんな構図の中で快楽が動いているか”が、性癖の本体。
01|責めることで勃つ:主導支配型
- 女性が「もっと」と求めてくる姿
- 命令を待っているような眼差し
- 声を漏らすことを許された瞬間
これは「快楽を与える」という行為が、支配欲や承認欲を満たしているパターン。
「俺によって崩れていく」という感覚が、そのまま勃起になる。
02|責められることで勃つ:服従快楽型
- 女性に見下ろされながら扱かれる
- 「ほら、ここ好きなんでしょ?」と図星を突かれる
- 抵抗できない状況で、身体を弄ばれる
ここで反応しているのは、“主導権を奪われることで生まれる興奮”。
支配されたいわけじゃない。翻弄される自分に性的な悦びを感じている。
ポイントは、「無力さ」が快楽と結びついていること。
女性に弄ばれることで、自分の欲望が露出されていく感覚が気持ちいい。
03|恥をかかされることで燃える:羞恥フェティッシュ型
- 「こんなに濡らして…」と囁かれる
- 見られてるのに、やめてもらえない
- 女性がわざと焦らして、反応を楽しんでくる
羞恥そのものじゃなく、“女性にコントロールされてることを感じる羞恥”に勃ってるタイプ。
つまり「恥ずかしいことをされている」のが好きなんじゃなく、
“女性の掌の上で踊らされてる自分”にゾクゾクしてる。
04|見透かされることで悦ぶ:露出願望・感情剥き出し型
- 「こうされるとダメなんでしょ?」
- 自分でも気づいてなかったツボを突かれる
- 気持ちよくされすぎて、言葉が出なくなる
このタイプは、自分の“性的な弱点”がバレていく快楽を求めている。
言い換えれば、“性的に征服されること”に陶酔している。
受け身でも、“支配されたい”わけじゃないことがある
ここを見落とすと、全部「Mです」で片付いてしまう。
でも違う。
- 翻弄されたい
- いじられたい
- バレたい(見透かされたい)
- 主導権を渡して溺れたい
その中には、能動的な受け身がある。
つまり、自分から「支配される状況を設計して、興奮したい」という、複雑でねじれた欲望構造がある。
あなたは「どう扱われたい願望」があるのか?
性癖って、「どんな女性が好きか」「どう抱きたいか」ばかり語られがちだけど、
本質はその逆――「自分がどう扱われると、ゾクッとするか」にこそ滲む。
これは甘えとかMとかそういうラベルじゃない。
“女に触れられることで、自分の何が揺れるか”という感情の核だ。
01|優しくされたい/許されたい
- 全部受け止めてくれるような安心感
- 身体よりも先に、声や距離感で包まれる
- 「大丈夫だよ」と言われることで、性欲が湧く
このタイプは、快楽よりも“肯定”を求めている。
セックスの中で、自分の存在を許されたい。
そのやさしさが、“抜く”というより“溶ける”感覚になる。
02|崇拝されたい/依存されたい
- 「あなたじゃなきゃ無理」と言われたい
- 自分の動き一つひとつに女性が反応してくる
- 身体を求められることで、自分の価値を感じる
ここで欲しているのは、“存在そのものへの渇望”。
主導権を持っているようでいて、本当は“求められることで自分を支えてる”。
03|蔑まれたい/いじられたい
- 「そんなに気持ちよくなっちゃって…」と見下される
- 女性のペースに翻弄される
- 弱いところを見抜かれて、そこを責められる
ここに反応するなら、あなたは“無力を演じさせられること”に欲情している。
主導を委ねることで、自分の欲望が暴かれていくのが快感になっている。
04|責められたい/調教されたい
- 抵抗できないまま、責められ続ける
- 自分では止められない快感に支配される
- 「いい子にできたら、続きしてあげる」と言われる
これは明確に、女性に“支配されたい”欲望。
でもただ従いたいんじゃなく、「自分の性を女性に預ける」ことで完成する感覚。
自分の“扱われ願望”は、支配性と背中合わせ
不思議な話だけど、主導権を握りたい男ほど、「どこかで預けたい欲」も持ってる。
- 見透かされたい
- 尽くされたい
- 弱さを知られた上で、それでも欲しがられたい
これは逃げじゃない。
むしろ、“どこまで崩れても女の前で男でいられるか”という本質。
性癖は4軸でできている
- どんな女性に疼くか
- どんな状況に反応するか
- どんな快楽の動きにゾクっとするか
- 女性にどう扱われたいのか
この4つが繋がったとき、あなたの欲望は“勃つ”じゃなく“導ける”ものになる。
表面的なモテじゃなく、自分の核から女性と向き合える。
そのとき、女性の方から“あなたを欲しがる”状態が自然と生まれる。