どうも、SMTOYORUのヨルです。
「旦那とのセックスが気持ちよくない」
「正直、下手だなって思ってしまう」
そんなふうに感じている自分を、責めたり、隠したりしていませんか?
「どうして私だけが満たされないんだろう」
「でも、旦那を傷つけるのは嫌」
「浮気もしたくないし、できることならこのまま仲良くいたい」
――そんな複雑な気持ちを抱えながら、夜が来るのが少し憂うつになる。
このページにたどり着いたあなたは、誰にも言えない思いを抱えて、静かに悩んでいるのかもしれません。
この記事では、「旦那が下手」と感じる背景にある本当の理由を一緒に紐解いていきます。
本当に旦那のテクニックの問題なのか。もしかしたら、自分自身の感度や心理状態にもヒントがあるのかもしれません。
そして、ただ責めるのではなく、ふたりで性の関係を育て直すためのヒントを、心理学や実践的アプローチを交えてご紹介していきます。
あなたが自分を責めずに、パートナーとの関係を前向きに見つめ直すきっかけになりますように。
では、イきましょう。
なぜ「旦那がセックス下手」に感じてしまうのか?
「旦那とのセックスが気持ちよくない」
「正直、下手だなって思ってしまう」
そんなふうに感じたことがある人は、あなただけではありません。むしろ、誰にも言えないまま我慢している女性の方が多いのが現実です。
でも、“下手”って、いったい何を指しているのでしょうか。
なぜ、あの人とのセックスが「満たされない」と感じてしまうのか。
その理由を、少しだけ冷静に、一緒に整理してみませんか。
まずは、多くの女性が感じている「セックス下手な旦那あるある」から見ていきましょう。
セックス下手な旦那あるある
よくある行動 | 女性が感じること |
---|---|
前戯がほぼない、または雑 | 体に触れられてるのに、心が置いてけぼりになる |
自分だけ気持ちよくなって終了 | 私のこと、女として見てないのかなと思う |
リズムが合わない、痛い、反応を見ていない | 私の快感には興味がないの?と疑問が湧く |
無言で始まり、無言で終わる | まるで事務作業。愛が感じられない |
AVの真似ばかりでリアルじゃない | 誰とセックスしてるつもりなのか分からなくなる |
こうした行動が繰り返されると、セックスそのものに期待できなくなり、次第に「もう触られたくない」とすら感じてしまいます。
けれど、この“冷め”の正体は、テクニックの問題だけではありません。
満たされないと感じるのは、体ではなく心のほうかもしれない
セックスに満足できないとき、女性が本当に感じているのは「体が気持ちよくない」という感覚だけではありません。
もっと根っこにあるのは、「私のこと、ちゃんと見てくれてる?」という気持ちのズレです。
例えばこんな瞬間に、ふっと心が冷めてしまったことはないでしょうか。
- 目を合わせずに始まるセックス
- 「気持ちいい?」と聞かれて、なんとなくうなずく自分
- 本当は痛いのに、言えずに耐えている
- 終わったあとの空気が気まずくて、早く寝たふりをしたくなる
それでも、「旦那のことは嫌いじゃない」「うまくいきたい」と思っているからこそ、どうしたらいいのか分からず、悩みが深くなっていくのです。
他の女性も、同じように悩んでいます
Q&Aサイトや体験談を見ると、「旦那が下手すぎてつらい」「演技ばかりしていて自分が分からなくなる」といった声が多く見つかります。
「毎回AVみたいに急に激しくされて、引いてしまう」
「挿入したら満足してるみたいで、私の気持ちは無視される」
「ちゃんと感じてるフリをする自分が、どんどん空っぽになっていく気がする」
誰にも言えないだけで、こうした悩みを抱える人はたくさんいます。
だからこそ、まずは「私だけじゃない」と知ることが、安心と再スタートの第一歩になるのかもしれません。
あえて、ひとつだけ刺さることを言うなら
「旦那が下手」だと感じているその不満、もしかしたら、ずっと我慢して何も伝えてこなかった自分の“沈黙”が育ててしまったのかもしれません。
責めたい気持ちもある。悲しい気持ちもある。
でも、もし関係を少しでも変えたいと思っているなら、その不満は“終わり”じゃなくて、“始まり”になるはずです。
本当に旦那だけが悪いの? 〜性のズレと誤解の正体〜
「セックスがうまくいかないのは、旦那が下手だから」
そう思っていたけれど、ふとした瞬間に「もしかして私も悪いのかな…」と感じたことはありませんか?
パートナーとの性のズレは、どちらか一方だけの問題ではなく、いつの間にか“お互いにズレていた”というケースがとても多いんです。
ここでは、女性側の無意識な反応や思い込みにも目を向けながら、「感じない原因」「伝えられない理由」を丁寧に見つめていきましょう。
自分が“マグロ化”している可能性チェックリスト
セックス中、何もしない・されるがままの状態を俗に「マグロ」と呼びます。
実は、これに心当たりがある女性も少なくありません。
以下のチェックに、どれくらい当てはまりますか?
- 自分からキスや触れ合いを求めることはほとんどない
- セックス中、無意識に「早く終わらないかな」と考えてしまう
- 体を動かすより、じっとしている方が楽
- 声を出すのが恥ずかしくて、なるべく抑えている
- 「気持ちいい?」と聞かれても、毎回「うん」とだけ返す
- 自分が気持ちいいポイントを伝えたことがない、もしくは分からない
- セックスが終わると、すぐに体をそらしてしまう
- 「私が感じなくても、相手が満足すればいい」と思っている
- パートナーの反応をよく見ていない(演技すら無反応)
- 正直、触れられることに少し“面倒くささ”を感じている
- 好きという気持ちはあるけど、性的に興奮することはあまりない
- 昔より感度が下がった気がするけど、誰にも言えない
「はい」が多いほど、マグロ傾向が強まっている可能性があります。
でも、これは怠けているわけでも、魅力がないわけでもありません。
多くの場合、その裏には“義務感”や“恥ずかしさ”、“疲れ”が隠れています。
セックスが「義務」になると、感じなくなる理由(心理学的に)
セックスは、本来「したい」と思うからこそ感じられる行為です。
でも、それが「しなきゃいけないもの」になると、脳は快楽をブロックしてしまいます。
これは心理学で「内発的動機の喪失」と呼ばれています。
つまり、本心では望んでいないことを“義務”として続けると、興味や感度がどんどん下がってしまうのです。
たとえば、
- 断ると気まずくなるから、とりあえず応じている
- 育児や家事に追われ、心に余裕がないまま始まる
- 「そろそろやらないとマズいよね」という空気で始まる
こうしたセックスは、“つながるため”のものではなく、“関係維持のための作業”になってしまいがちです。
そして、そんなセックスを続けていると、ある日ふと「私って、もう感じないのかも」と思ってしまうのです。
感じてるフリしてない? 女性が無意識にしてしまう“演技”
あなたは、セックス中にこんなことをした経験はありませんか?
- 本当は気持ちよくないのに、「うん、気持ちいい」と言ってしまう
- 感じていないのに、声や表情で“演じてしまう”
- 終わったあと、ほんとはモヤモヤしてるのに「ありがとう」と笑ってみせる
それ、あなただけじゃありません。
多くの女性が、“気まずくしたくない”という思いから、無意識に演技をしてしまっています。
でも、その「優しさ」が積み重なると、相手は「これで満足してるんだ」と誤解し、結果的にセックスが変わらなくなってしまうのです。
感じない理由は、もっといろいろある
「感じない=自分が冷めてるから」
そう思ってしまいがちですが、実際にはもっと複雑な原因があるかもしれません。
そこで、感じにくさの背景を4タイプに分けてみました。
タイプ | 特徴 | 対策のヒント |
---|---|---|
脳タイプ | 考えすぎて快感をシャットアウトしてしまう | リラックス・思考停止プレイがおすすめ |
心タイプ | 自信のなさ、恥ずかしさ、不安がブロックになる | 自己肯定感を育てる会話やスキンシップから始める |
環境タイプ | 育児・家事・生活音などに気を取られる | 完全なプライベート空間づくりを意識 |
身体タイプ | ホルモンや体調、刺激不足など身体的な要因 | オナニーで感度を探る、性感トレーニングを取り入れる |
自分がどのタイプに近いのかを知ることが、改善の第一歩です。
原因が分かれば、恥ずかしさや自己嫌悪も少しずつ減っていきます。
「感じられない私が悪いのかな」
「どうして反応できないんだろう」
そんなふうに悩むのは、あなたが真剣に向き合っている証です。
そして、もし“演技”を続けてきたのだとしたら、それは、あなたが“壊したくなかった関係”を守ろうとした結果なんです。
だから、責めなくていい。
でも、そろそろ“本当の自分の気持ち”に正直になってもいい頃かもしれません。
実は旦那のほうが冷めてる…その可能性もある
「なんだか最近、淡白になった気がする」
「触れてはくれるけど、心がこもっていない気がする」
それ、気のせいではないかもしれません。
セックスに不満を感じているのは自分だけだと思っていたけれど、実は旦那のほうがもう“情熱を失っている”というケースは意外と多いんです。
旦那がセックスを“こなすだけ”になっているサイン
セックスの中身をよく観察してみると、「本気で楽しんでる?」と疑いたくなるような行動が増えていませんか?
例えばこんな行動が続いていたら、彼の“性の温度”はかなり下がっている可能性があります。
- 目を合わせず、ほぼ無言で始まる
- 流れが毎回ワンパターンで、変化がない
- 前戯が短いか、まったくない
- 終わったらすぐにシャワー、もしくはスマホを見始める
- 感情を表に出さず、セックスの感想や反応がほとんどない
こういった態度が続くと、「身体だけつながってるけど、心はもう離れてるのかも」そんな寂しさが、ふと夜の静けさの中で顔を出してきます。
夫にとって“性の魅力”がなくなっているかもしれない要因
冷たくされたり、無関心な態度を取られると、つい「ひどい」と思ってしまいます。
でも、少しだけ視点を変えると、旦那が“女性としての魅力を感じにくくなっている”背景が見えてくることもあるんです。
次のようなことが、男性側の欲望を静かに冷ましていきます。
原因 | 男性心理で起きていること |
---|---|
会話や日常が“母親モード”ばかりになっている | 「女」ではなく「家族」としてしか見られなくなる |
拒否や無反応が続いた過去がある | セックスを誘う気力がなくなっていく |
パジャマやノーメイクが“当たり前”になっている | 日常の中で性的な刺激を感じにくい |
感じているのか分からないリアクション | 自信を失い、萎えてしまう |
つまり、あなたが「冷められてる?」と感じている以上に、彼も「どうせ拒まれる」「今さら頑張っても響かない」とあきらめてしまっているのかもしれません。
「もう女として見られていない」と感じた時にできること
悲しいけれど、「女として見られていない」と思ってしまう瞬間は、誰にでも訪れるものです。
でも、それを“終わり”にするか、“きっかけ”に変えるかは、自分次第です。
まず大事なのは、こんなことを少しずつ見直すことです。
- ふとした時に視線を合わせる(“人として見る”をやめない)
- 日常の中であえて「色気」を意識してみる(リップ、下着、姿勢)
- 感じたことを声に出してリアクションする
- セックス以外のスキンシップを増やす(手をつなぐ、背中をさわるなど)
- 「してほしいこと」をちゃんと言葉にする
そして、あなた自身が「女である自分」をもう一度思い出してあげること。
セックスは、している間だけのことではありません。
“日常の距離感”が、そのまま夜の温度に反映されるのです。
旦那の“セックス熱”チェックリスト
旦那が本音ではどう感じているのか、なんとなく探ってみたい人へ。
以下の行動や態度に、どれだけ当てはまりますか?
- セックスの頻度が減ったけど、理由の説明がない
- 誘っても「疲れてる」「忙しい」でかわされる
- ハグやキスが、形式的なものになっている
- 普段の会話も最低限で、心がつながっている感じがない
- 妙にあっさりと終わる、または途中で集中力が切れている
- エッチな話や冗談を振っても、反応が薄い
- 下着や見た目に変化を出しても、気づかない・褒めない
3つ以上当てはまるなら、彼のセックスに対する“熱”は今、かなり下がっているかもしれません。
でも、それは“冷めきってる”というより、“感情を出すことに疲れている”だけの可能性もあります。
だからこそ、ただ責めるのではなく、「どうしたらまた火がつくかな?」という視点で一緒に向き合うことが大切なんです。
彼の気持ちが見えない夜は、不安になります。
でも、本当に大事なのは、「見られていない」ことに傷つく前に、“もう一度見せてみる”勇気を持てるかどうか、なのかもしれません。
「伝え方」と「育て方」で旦那とのセックスは変わる
「下手」と思っているセックスも、正直に伝え方を変えれば、ちゃんと変わります。
ただ、やみくもに不満をぶつけるだけでは、何も良くなりません。
大切なのは、伝え方の“技術”と“空気”です。
そしてもうひとつ、忘れてはいけないのが、“旦那の性癖”を知ること。
ここを避けていたら、夫婦のセックスは一生、噛み合わないままです。
下手なセックスを変える唯一の方法は「コミュニケーション」
セックスにおいて、最もタブー視されがちなのが“話すこと”です。
でも、気持ちいいと感じるポイントや、してほしいことは人それぞれ。
なのに「察して」「気づいて」が通じるわけがありません。
夫婦だからこそ、“言葉にして初めて伝わること”がたくさんあるのです。
傷つけずに伝える“心理学的テクニック”
「前戯が雑」「リズムが合わない」
そう思っていても、直接言えば相手は確実にへこみます。
そんな時は、サンドイッチ話法が有効です。
【①褒める → ②改善点をやんわり伝える → ③もう一度ポジティブで締める】
例えば:
「最初のキス、いつもドキッとする」
「この前ちょっと強かったかも。でも、ゆっくりのときは本当に気持ちよかった」
「あなたのペース、私にはぴったりだと思うんだよね」
相手のプライドを守りながら、ちゃんと“導く”。
これが大人のセックスコミュニケーションです。
褒めながら教える。女性主導でリードすることは、わがままじゃない
「男がリードすべき」なんて思い込みはもう古いです。
女性が気持ちいいと思えるセックスにするためには、こちらが“ナビゲート”する姿勢も必要です。
そして、その“教え方”のコツは「褒めて伸ばす」こと。
ポイントはこの3つ。
- 気持ちいいときは、すぐ言葉にする(反応は早いほうが効果的)
- 少しでも良かったことは大げさなくらい褒める
- 違うと思ったら“提案”の形で優しく修正する
例: 「それ、気持ちよかった。またやってほしい」
「こっちの方が私は反応しやすいかも。試してみない?」
「前より上手くなってきたね、って思ってた」
前戯・ペース・挿入…“言いづらい部分”こそ、絶対に伝えるべき
恥ずかしいから、言えない。
だから、ずっと我慢してる。
でも、それが何年も積み重なると、取り返しのつかないセックスのズレになります。
こういう場面、心当たりはありませんか?
- 挿入の角度が合っていなくて痛い
- ピストンのスピードが早すぎて気持ちよくない
- 乳首ばかり触られて、実はそこじゃないと思っている
- クンニの舌の使い方が、毎回違和感しかない
言いにくいけど、伝えなければ一生変わりません。
だからこそ、セリフの言い方を工夫しましょう。
実践セリフ例(すぐ使える、傷つけない言い回し)
- 「そこ気持ちいい、もう少しだけお願い」
- 「ゆっくりのほうが、私はすごく感じるかも」
- 「そこもいいけど、もう少し上が好き」
- 「こうされると、私の中すごく反応するの」
- 「前のときの動き、覚えてる?あれが一番好きだった」
反応を引き出しながら、相手に“成功体験”を植え付けることが大切です。
性癖の共有なしに、満たされるセックスはありえない
ここで忘れてはいけないのが、性癖のすり合わせです。
夫婦のセックスが噛み合わない原因の多くは、「性癖を共有できていないこと」です。
男性は全員、必ず性癖を持っています。
そして、その根っこには過去に見たAV、性的な経験、妄想が詰まっている。
「性癖ないよ」って言われたら、それはもう会話拒否と同じです。
言い換えれば、「あなたと本音を分かち合う気はありません」ってこと。
だから、聞いていいんです。
「どんなAV好きだった?」「今までで一番興奮したシチュエーションって何?」
その質問は、決して“下品”じゃない。
むしろ、“愛しているからこそ必要な質問”なんです。
セックスを変える鍵は、伝えること。
そして、相手の性癖という“地図”をちゃんと手に入れること。
あなたが「どう伝えようか」と悩んでいるその気持ちこそ、ふたりの関係を変えていくための一歩目です。
お互いの“性癖”を試してみる。ふたりで快感を探すプレイ実験室
性癖を話し合ったあと、「それ、ちょっと引くかも」と心の中で止まっていませんか?
でも、それって本当にもったいないことです。
性癖は、話すだけでは意味がありません。
実際に“試してみる”ことで、初めてふたりのセックスに生きてきます。
しかも、ただの妄想と思っていたことが、いざやってみたら「あれ、思ったより気持ちいいかも…」なんてこともよくある話。
ここでは、性癖をお互いに“無理なくプレイに落とし込む”ための実験法を紹介します。
「快感の地図」は、ふたりで作るもの。
その第一歩は、正解より“やってみる勇気”なんです。
なぜ「試す」ことが大切なのか?
性癖って、頭で考えているだけじゃわかりません。
興奮のスイッチは、脳の想像と身体の反応が一致したときに初めて作動します。
でも、実際のセックスで性癖を出すのは、どこか気まずい。
だから「ちょっと気になるけど、実践は…」と止まってしまう。
でも、だからこそ言いたいのはこれです。
「性癖は、触ってみないと本当の反応がわからない」
感度は変わります。
性的なツボは、相手によってもその日の気分によっても変わります。
「試す」という選択肢があるだけで、セックスはもっと自由になります。
プレイ実験の前に決めておきたいこと
試すとはいえ、いきなり全開だとお互い引いてしまうかもしれません。
そこで、まずふたりの“実験ルール”を共有しておきましょう。
- うまくいかなくても笑い飛ばしてOKにする
- 「違うかも」と思ったら、途中でもやめていい
- どちらかが嫌がったら無理は絶対にしない
- 終わったあとに“感想戦”をして、よかった点・微妙だった点を共有する
これは“プレイの成功”を目指すのではなく、“お互いの感度を探るための時間”です。完璧を求めなくていい。むしろ、失敗も含めて楽しんでみてください。
こんな性癖、こうやって軽く試してみよう
性癖タイプ | 試し方の例 | ポイント |
---|---|---|
羞恥プレイ系 | 明るめの部屋で下着姿を見せる/服を脱ぐ過程をあえて見せる | 視線を受けることでドキドキが生まれる |
支配・命令プレイ系 | 「目を閉じて」「ここ触って」と言葉で誘導する | 受け身でも主導権を渡すだけで興奮に変わる |
指示・言葉責め系 | 「どうしてほしい?」「もっと言ってみて」と聞く | 言葉が興奮のトリガーになる |
匂い・フェチ系 | パートナーの服を嗅いでみる/首筋の匂いに意識を向ける | 嗅覚は快感と深くリンクしている |
見られたい・撮られたい系 | 鏡の前でする/ライトを少し強めにする | 自分の姿を見ることで新しい感覚が生まれる |
どれも「いきなり本番」じゃなく、“導入の雰囲気づくり”が中心です。
重要なのは、“どの瞬間に体が反応したか”を感じ取ること。
そこに、あなただけの快感スイッチが隠れているかもしれません。
実験中に感じたことは、すぐにシェアする
プレイの最中でも、終わったあとでもいいので、感じたことはぜひ言葉にしてみてください。
「ちょっとドキッとした」
「意外と声出そうになった」
「見られるの、怖いけどゾクッとした」
この“感想”こそが、次のセックスを進化させます。
反応が返ってくることで、相手も「もっとしてあげたい」と思えるようになります。
逆に、なにも言わずに終わると、「やっぱりつまらなかったのかな」「失敗だったかな」と思わせてしまうかも。
セックスの中での会話は、快感の架け橋です。
最後に:性癖は“言う”より“試す”で育っていく
性癖の話をしたのに、何も起こらない。
結局いつも通りのセックスに戻ってしまう。
──それでは、また不満が心に積もっていくだけです。
試すことで、笑える時間が生まれます。
試すことで、自分でも知らなかった感度に出会えます。
そして何より、試すことで「私はこうされると反応する」がハッキリしていきます。
性癖は、放っておくと“ただの想像”で終わります。
でも、一緒に育てれば、“ふたりだけの秘密の快楽”になります。
逃げないで、向き合って、ちょっと笑いながら試してみてください。
その中に、あなただけの「気持ちいい」がきっと眠っています。
「私が壊れる前に」…今、女性として自分を取り戻すために
「もう感じない」
「求められても、応じる気力がない」
「私って、もう女として終わったのかな…」
そう感じている自分に、どこかでショックを受けている。
でも、それを誰にも言えないまま、今日もまた“何もない夜”が過ぎていく。
でもね、それってあなただけじゃないし、何より、“壊れる前のSOS”かもしれません。
ここからは、「女としての私」を取り戻すためのヒントをお届けします。
誰のためでもない、自分のために。
ちゃんと、“快感を感じられる私”を、もう一度取り戻していいんです。
自己肯定感と性的満足は、驚くほど深くつながっている
心と性は、切り離せません。
もっと言えば、「女として満たされていない」と感じると、自分の価値そのものが揺らいでしまうことさえあります。
心の状態 | 性への影響 |
---|---|
「私なんて…」と思っている | 触れられても受け入れられない |
「女としての魅力がない」と思っている | セックスのときに積極的になれない |
「どうせ私は満たされない」と決めつけている | 感じる前に心が閉じてしまう |
性的な満足って、「自分っていい女かも」と思える実感を取り戻すことでもあるんです。
そしてそれは、外から与えられるものじゃなくて、“自分の中から湧いてくる感覚”です。
自分の「感じ方」を知るのは、誰かとのセックスの前にできること
誰かに満たしてもらう前に、まずは「自分がどこでどう感じるのか」を知ること。
それが、感度を取り戻す第一歩になります。
セルフケアやオナニーって、「欲求処理」じゃありません。
“自分と向き合う時間”です。
- 鏡を見ながら、どこに触れると自分の表情が変わるかを確かめる
- 触り方の強さやリズムを変えて、どんな時にゾクッとするかを感じてみる
- 直接的な場所じゃなくても、首筋・お腹・太ももなどで反応が出るか試してみる
これって全部、“自分という体の攻略マップ”を作る作業なんです。
パートナーに伝える以前に、自分自身の「快感のクセ」を知っていなかったら、何も変わらないままです。
性に罪悪感を持たないためのマインドセット
「気持ちいいって思う私は変?」
「女がオナニーとか言うのって、なんか汚い?」
そう思ってしまうのは、これまで“性”に触れてこなかった環境や刷り込みの影響かもしれません。
でも、ここでははっきり言い切ります。
性欲は、健康の一部です。
感じたいと思うことも、触れて気持ちいいと感じることも、
全部、ごく自然な“生きてる証”なんです。
恥ずかしいと思う必要も、抑え込む必要もありません。
むしろ、「性を遠ざける自分」が自信を奪っていっている可能性だってあるんです。
自分の快感を、奪われたまま終わらせないで
セックスに違和感がある。
感じられない。
求められても応じたくない。
それは、あなたが冷たいからじゃない。
感じる力をどこかで失ってしまっただけなんです。
でも、もう一度取り戻せます。
そのためには、まず自分の体と心に正直になること。
誰かに満たされる前に、「私がどうされたいか」「私がどう触れられたいか」その感覚を、自分の中に取り戻す。
それが、あなたをもう一度“女性として”目覚めさせる始まりです。
壊れそうな自分に、今ここで手を伸ばしてあげてください。
遅くなんてありません。まだ、間に合います。
よくある質問(Q&A)
旦那に「下手」って言っていいの?
言っていいです。でも、言い方がすべてです。
「下手」という一言は、相手のプライドを一瞬でへし折ります。
だからこそ、伝えるときは“評価”ではなく“お願い”の形にするのがポイントです。
たとえば、
- 「こうしてくれたら、もっと気持ちいいかも」
- 「この前の触り方、すごく好きだった」
など、“よくなる方法を共有する”というスタンスで伝えると、相手も素直に受け取ってくれます。
黙って我慢して続けるほうが、ふたりの関係にはよっぽど悪影響です。
浮気したくなるのは悪いこと?
思うだけなら、誰にでもあることです。悪くありません。
「他の人だったら、もっと満たされるのかな…」
そう感じるのは、あなたの心と身体が“枯れているサイン”です。
でもそこで「私は最低だ」と自分を責めてしまうと、ますます快感から遠ざかってしまいます。
大切なのは、「なぜ今、そう思ってしまうのか」に目を向けること。
満たされなかったことを責めるのではなく、満たされる方法を、自分で取り戻すきっかけにしてください。
欲望を否定するんじゃなくて、上手に“育て直す”という視点が必要です。
性の価値観が違うだけで離婚すべき?
性の価値観は“すり合わせ”ができる唯一の価値観です。
お金や家族観と違って、性のズレは会話と実践で少しずつ変えられます。
むしろ、ここを乗り越えた夫婦ほど、深い絆でつながっているケースが多いです。
ただし、話し合えない・改善の意志がないという状態が続いているなら、それは「セックス」ではなく「信頼関係」の問題です。
離婚の理由は“ズレ”ではなく、“話し合えないこと”だと考えてみてください。
セックスレス改善にどれくらい時間がかかる?
本音で向き合えば、1〜3ヶ月。沈黙を続ければ、永遠に変わりません。
レス歴が長くても、ふたりが“改善する意志”を持てば、変化は意外と早いです。
小さなスキンシップから始めたり、性癖について話してみたり、最初の一歩は“プレイ”より“会話”のほうが大事です。
ただし、どちらかが「もういいや」と心を閉じていたら、どれだけ時間があっても変わりません。
改善に必要なのは、時間じゃなくて“温度”です。
女性主導でリードしたら男のプライド傷つかない?
傷つきません。むしろ、喜ぶ人の方が多いです。
多くの男性は、実は「正解が知りたい」と思っています。
「どうしたら気持ちよくなる?」「これで合ってる?」
本当は聞きたい。でも、それができないから、黙って突っ走るだけ。
そんなとき、女性がリードしてくれると、男性は「やっと分かりやすいマップが手に入った」と安心します。
プライドが傷つくのは、“否定されるとき”だけです。
褒めながら導けば、プライドどころか、セックスの精度が一気に上がります。
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まとめ|「旦那が下手」で終わらせない、私たちの再スタート
セックスがうまくいかない原因は、誰かひとりのせいじゃありません。
伝えること、受け入れること、試してみること。
そのすべてが、“ふたりのセックス”を育てる大事なプロセスです。
性は変われます。関係も変われます。
始めるのに遅すぎることなんて、ありません。
今ここから、「満たされる私」と「育て合うふたり」を始めていきましょう。
最後に
「感じることをあきらめた瞬間、女は少しずつ消えていく。」