どうも、SMTOYORUのヨルです。
「また呼ばれた。でも、ちゃんと会えるわけじゃない。私って……何なんだろう。」
好きな人からのLINEひとつで、気持ちが大きく揺れ動く。
深夜の「今、会える?」に、どんなに疲れていても応じてしまう。
会えた瞬間はうれしい。けれど、帰り道にはいつも、胸の奥が少し冷たくなる。
「私は、大切にされているのかな」
「都合よく扱われているだけかもしれない」
そんな思いが、ふと心に浮かぶ。
それでも、嫌いにはなれない。
少しでも近くにいたくて、自分から連絡してしまうこともある。
「この関係、いつか変わるかも」なんて、小さな希望にすがってしまう。
でも、変わらない。
そんな恋のループに、もう疲れてしまったのではないでしょうか。
安心してください。それは、あなたがダメだからでも、弱いからでもありません。
むしろ、「愛されたい」「必要とされたい」という強い想いを、心の奥にずっと持っている人だからこそ、報われない関係に深く傷ついてしまうのです。そして実は、その“まっすぐな気持ち”が、性癖や依存のクセと結びついてしまっていることもあります。
尽くすことで安心する。
支配されることで満たされる。
NOを言うことに、罪悪感を覚えてしまう。
そんな傾向が、「都合の良い関係」に自分を押し込んでしまうことがあるのです。
だから、「やめたいのにやめられない」と感じてしまうのは、ごく自然なことです。
でも、だからこそ無理にやめようとするのではなく、まずは自分の中にある性癖や依存心に気づき、理解していくことが大切です。そのうえで、自分自身を大切にしながら、恋愛の選び方を少しずつ変えていけたらいいのです。
このページでは、「都合の良い女」をやめたいあなたのために、恋愛心理や自己肯定感のしくみ、性癖や快感のパターンまで掘り下げながら、“本当に愛される私”に変わっていくヒントをお伝えします。
では、イきましょう。
あなたも当てはまってない?「都合の良い女」の典型的な特徴
「自分ではそんなつもりないのに、気づいたら彼の“都合のいい存在”になってる気がする…」
そんな悩みを抱えている人は、とても多いです。
ここでは、「都合の良い女」と呼ばれがちな人がよくやってしまう行動や思考パターンを見ていきましょう。
「少しでも当てはまるかも」と思ったら、それは“ダメなこと”ではなく、気づきのチャンスです。
一緒に、どんな特徴があるのか見ていきましょう。
LINEやデートでの“あるある行動”チェック
LINEやデートの場面は、あなたの立ち位置がよく出やすいところです。
以下のような行動、あなたもついやっていませんか?
✔ よくある行動例
- 彼からのLINEにはすぐ返す。通知が来ると気が気じゃない
- 誘われたら、どんな予定でもキャンセルして会いに行ってしまう
- 自分からはあまり連絡しないけど、連絡が来るのをいつも待っている
- デートの内容はほとんど彼任せ。自分の希望はあまり言わない
- 連絡が途切れると、「何か悪いこと言ったかな…」と不安になる
これらの行動が重なると、相手からは「この子は何でも合わせてくれる」と思われてしまいやすくなります。
都合のいい関係に見られやすいLINEの特徴
行動パターン | 都合よく見られる理由 |
---|---|
即レスばかりしている | 忙しくても自分を最優先してくれると誤解される |
誘いにいつもOKする | 自分の都合がない=時間を管理していない印象になる |
質問がない・共感ばかり | 自分の意見がない=受け身で扱いやすいと思われる |
彼の呼び出しに即対応、無理なお願いも断れない…
都合のいい女になりやすい人は、相手の呼び出しやお願いに対して「嫌」と言えない傾向があります。
たとえ急に呼ばれても、「行かなきゃ」「応えなきゃ」と感じてしまうのです。
よくあるパターン
- 夜中に「会いたい」と言われて、迷いながらも家を出てしまう
- 「ちょっとだけでいいから」と言われ、納得してないのに応じてしまう
- 本当は予定があるのに、「大丈夫」と無理にスケジュールを空けてしまう
- お金や移動の負担があっても、見せないように頑張ってしまう
なぜ断れないのか?
- 嫌われるのが怖い
- 断ったら「もう誘われなくなるかも」と不安
- 自分を大事にするより、相手に好かれることを優先してしまう
- 「応えてあげれば、もっと好きになってくれるかも」と期待してしまう
「彼の気分が最優先」「私は後まわし」になってしまうと、恋愛の主導権を完全に相手に渡してしまいます。
その関係が続くほど、自分の気持ちが置いてけぼりになってしまうのです。
「本命じゃないかも」と気づいても離れられない理由
頭では「この関係、たぶん本命じゃない」と分かっていても、なぜか離れられない。
そんな気持ちに心当たりがある人も多いのではないでしょうか。
離れられない理由としてよくあるもの
- 少しでも相手から優しくされると「やっぱり好き」と思ってしまう
- 体の関係があるから、簡単に切れない
- 「今まで頑張ってきたから、ここで終わりにしたくない」と思ってしまう
- 一人になるのが怖い
- この人を逃したら、もう誰にも愛されない気がしてしまう
こうした感情は、自己肯定感の低さや、恋愛依存と深く関係しています。また、自分の性癖や「支配されることに安心する」傾向があると、関係そのものに“快感”を感じてしまうケースもあります。
そのため、「やめなきゃ」と思いながら、どこかで「このままでもいいかも」と思ってしまう自分がいるのです。
大切なのは、“気づくこと”からはじめること。
「これは愛じゃなくて、“依存”かもしれない」
そう思えたとき、自分の感情との向き合い方が少しずつ変わっていきます。
なぜ都合よく扱われてしまうのか?|自己肯定感×性癖×脳の仕組み
「なんで私ばかりがこんな関係になってしまうの?」
そう感じたことがある人も多いかもしれません。
でも、都合よく扱われる原因は、あなたの中にある“弱さ”ではなく、“思考のクセ”や“快感のパターン”にあることが多いのです。
ここでは、自己肯定感・脳の働き・性癖という3つの角度から、その理由を見ていきましょう。
自己肯定感の低さと「私なんて思考」
まず一つ目の理由は、自分の価値を信じきれない心の状態です。
「どうせ私なんて」「私じゃなきゃダメって言われたことがない」
こんなふうに、心の奥で“自分をあまり大事にできていない状態”だと、恋愛の中で無理をしがちになります。
自己肯定感が低い人に見られる行動
- 「嫌われたくない」が口ぐせになる
- 断るのが苦手
- 愛されるには“尽くすしかない”と思い込んでいる
- 自分の気持ちより、相手の希望を優先してしまう
- ダメな相手でも「私が支えなきゃ」と思ってしまう
こうした状態では、「自分に本気になってくれる人なんていない」と思い込んでしまい、雑な扱いをされても「仕方ない」と受け入れてしまいやすくなります。
でも本当は、あなたが悪いわけではありません。「自分には価値がある」と信じる力(=自己肯定感)が少し弱っているだけなのです。
愛される価値を感じられない脳の思考回路
心の問題と同じくらい、脳の働きも私たちの行動に強く影響します。
とくに恋愛においては、「快感」と「不安」が入り混じることで、都合のいい関係にハマってしまう人が少なくありません。
都合のいい関係にハマる脳の流れ(例)
状況 | 脳がどう感じているか |
---|---|
連絡が来る(少ない頻度でも) | 「やっと認められた」と安心する=ドーパミン放出 |
呼び出しに応じる | 応えられた達成感・快感が出る |
無視される・距離を取られる | 「また愛されないのかも」と不安が強くなる |
優しくされる | そのギャップで一気に“快感”が強まる |
このように、期待と不安を繰り返す関係は“中毒”のようになりやすく、脳が「この人こそ運命」と錯覚してしまうのです。
とくに、恋愛に慣れていなかったり、過去に傷ついた経験があったりすると、この思考回路にハマりやすくなります。
性癖が関係していることも「潜在的M」「奉仕型」「依存体質」
もうひとつ、見落とされがちですが大切な要素が「性癖」です。
ここで言う性癖は、“性格的な快感の傾向”も含んでいます。
たとえば、
- 相手に尽くすことで満たされる
- 支配されたり、命令されることで安心する
- NOを言うより、YESと言って相手の気分を良くしたい
- セックスの中で受け身になる方が落ち着く
こういった傾向があると、「従うこと=愛されること」と無意識に結びついてしまうことがあります。
代表的なタイプと特徴
タイプ | 特徴 | 陥りやすい関係性 |
---|---|---|
奉仕型 | 相手のために尽くすのが喜び | 自分を後回しにしやすい/利用されやすい |
依存型 | ひとりでは不安、常に繋がっていたい | 離れられない関係/我慢がクセになる |
M気質型 | 指示・支配に安心感を覚える | 上下関係が強くなりやすい/主導権を握れない |
このような性癖や傾向自体は、悪いことではありません。でも、それを「自分を傷つける関係」に使ってしまうと、つらい恋愛にハマりやすくなるのです。
大切なのは、「自分にはこういう性癖があるかもしれない」と理解し、その上で、快感ではなく“安心と尊重”を感じられる相手を選ぶ力を育てていくことです。
あなたの中の「都合の良い女」傾向を自己診断しよう
なんとなく「私、都合よく扱われてるかも」と感じていても、
実際にどんな思考や行動が“そうなりやすい傾向”なのかは、自分では気づきにくいものです。
このパートでは、簡単なチェックリストで
あなたの中にある「都合の良い女になりやすいクセ」を見つけていきましょう。
チェック数に応じて、あなたがどの傾向を持ちやすいのかも分かります。
✔ YES/NOでわかる!思考・行動・性癖傾向チェックリスト
以下の項目に、YESかNOで答えてください。
あてはまる数が多いほど、都合の良い女になりやすい傾向があるかもしれません。
思考編
- 嫌われるのが怖くて、自分の意見を言いにくい
- 自分の気持ちより、相手の気分を優先することが多い
- 「私なんか」と思うことがよくある
- 相手に合わせすぎて、何が好きなのか自分でも分からなくなる
- 一度好きになったら、冷たくされても離れられない
行動編
- 呼ばれたらすぐに会いに行く
- 連絡が遅くても、「忙しいんだろうな」と納得しようとする
- デートや連絡の主導権はいつも相手にある
- 会うときのスケジュールは、全部相手任せ
- 何か頼まれると、断るのが苦手
性癖・心理傾向編
- 尽くして「ありがとう」と言われると、とても満たされる
- 指示されたり、主導されると安心する
- 相手に従っている自分に興奮を感じたことがある
- セックスで自分の欲を言うのが苦手
- “好きな人のためなら”と、自分を抑えるのが苦にならない
診断結果を3タイプに分類
チェック数が多かった項目から、あなたの傾向タイプを確認してみましょう。それぞれのタイプには、「なぜ都合の良い関係にハマりやすいのか」という理由があります。
タイプ名 | 主な傾向 | よくある思考 | 陥りやすい関係 |
---|---|---|---|
奉仕型 | 相手に尽くすことで愛を感じる | 「喜んでもらえたら幸せ」 | 自分を犠牲にしがち/軽く見られる |
依存型 | 愛されることで自分の価値を感じる | 「そばにいられればそれでいい」 | 雑な扱いでも離れられない |
性的M型 | 支配されることに興奮や安心を感じる | 「相手の主導に従ってると落ち着く」 | 相手の欲望だけに合わせてしまう |
どのタイプであっても、「性格が悪い」わけではありません。むしろ、それぞれのタイプには優しさ・思いやり・素直さといった魅力が含まれています。
ただ、その優しさを“誰のために使うか”を選ぶ力が、これからはとても大切です。
「性癖だから抜け出せない」は正しい。でも、“選び方”は変えられる
「尽くしちゃう性格だから…」
「私、そういうのに興奮しちゃうから…」
そう思って、自分の性癖を理由に「都合のいい女」の立場を受け入れてしまっていませんか?
性癖は、無理に変えようとしても、なかなか変えられません。だからこそ、“性癖のせい”にして終わらせるのではなく、どう向き合うかを選ぶことが大切です。
性癖=変えられないけど、“自分を傷つける使い方”はやめられる
性癖は、頭で考えて選ぶものではなく、「自然とそう感じてしまうもの」です。
「好きな人に尽くすと気持ちいい」とか、「支配されると安心する」といった感覚は、簡単に変えられるものではありません。
でも、それを理由にして「自分がつらくなるような恋愛を選び続ける」必要はないのです。
同じ性癖を持っていたとしても、
- あなたを大切にしながら導いてくれる人
- 心のつながりがあってこそ、性癖が活きる関係
- 自分の快感だけじゃなく、あなたの心も尊重してくれる人
を選ぶことは、できるのです。
性癖を持っていることが問題ではありません。
問題なのは、それを「自分を雑に扱う相手」に差し出してしまうことです。
性的快感と精神的満足は別物
「体の関係はある。でも、心は満たされていない」
そんな状態に心当たりがある人は、多いかもしれません。
性的に満たされることと、心から大切にされることは、まったく別のものです。
状態 | 快感の種類 | 心の満たされ方 |
---|---|---|
性的快感だけがある関係 | 肉体的な気持ちよさ | 一時的な安心感だけ |
精神的満足がある関係 | 心が落ち着く・信頼できる | 長く続く安心と安定 |
両方ある関係 | 快感+信頼+愛情 | 相手と一緒にいることで自己肯定感が育つ |
もし今、「体のつながりはあるけど、心が寂しい」と感じているなら、それは「快感=愛」だと、脳が錯覚してしまっている状態かもしれません。
快感だけでは、心は本当には満たされません。だからこそ、あなたの心も大事にしてくれる関係を選ぶ必要があるのです。
SMプレイと恋愛従属の違い:信頼があるか、ないか
支配されたり、従うことで快感を覚える人の中には、「これは私の性癖だから仕方ない」と思い込んでしまう方もいます。
たしかに、支配されたい・命令されたいという気持ちには、性的な快感がともなうこともあります。
ですが、それが信頼とルールに基づいた関係なのか、ただ一方的に利用されているだけなのかでは、まったく意味が違います。
SMプレイ(健全な主従関係)と、恋愛における従属関係の違い
項目 | SMプレイ | 恋愛従属(都合のいい関係) |
---|---|---|
信頼 | お互いの同意・信頼が前提 | 一方的に支配されることが多い |
コントロール | 自分の意思でコントロールできる | 相手の機嫌・都合に振り回される |
終わり方 | どこかで“切れる”自由がある | 断ち切るのが難しく、依存しやすい |
自己価値感 | プレイ後も自分が尊重される | 扱いが軽くなり、自信を失いやすい |
性癖を持っていても、ちゃんと尊重される関係の中でなら、それはあなたの魅力にもなります。
でも、「ただ都合よくされてるだけの関係」でその性癖を使ってしまうと、快感はあっても、自分の心がどんどん削られていってしまうのです。
だからこそ、性癖を隠したり、否定したりする必要はありません。
大切なのは、“誰に”“どんな関係で”その性癖をゆだねるのかを、自分の意思で選ぶことです。
それができたとき、あなたはもう「都合のいい女」ではなくなります。
都合の良い女から脱却する5つのステップ|快感と自尊心の両立
「好きだから仕方ない」
「断ったら嫌われそう」
そう思って、いつも相手に合わせてばかりの恋愛をしていませんか?
都合のいい女になってしまうのは、自分の中の“優しさ”や“性癖”を、間違った相手や関係性に使ってしまっているからです。
性癖も、快感も、否定する必要はありません。
大切なのは、それを”自分を大切にしながら”使えるようになることです。
ここでは、快感も手放さずに、自尊心も育てていくための5つのステップをお伝えします。
① 自分の「YES」と「NO」を明確にする
都合のいい女になってしまう人の多くは、「自分の気持ちより、相手を優先してしまうクセ」があります。
- 嫌だけど、断れない
- 無理だけど、ついOKしてしまう
- 自分の予定があっても、後まわしにしてしまう
これを変えるにはまず、「本当はどう思ってる?」と、自分に問いかける習慣が大切です。
- 「やりたくないこと」に気づいたら、まずは心の中でNOと言ってみる
- 小さなことでいいので、自分の意志で選ぶ場面を作る(例:食べたいものを自分で決める)
- 「断っても嫌われない」と自分に言い聞かせる
自分の「YES」と「NO」がはっきりしてくると、関係の主導権を自然と自分のほうに取り戻せるようになります。
② 性的な満足だけに依存しない「自己充足時間」を持つ
「体の関係があるだけでも、つながっていられるからいい」
「求められてると感じられると安心する」
そんな風に、性的な満足に心の安心まで重ねてしまうことがあります。
でも、性的な快感では、心の空白は埋まりません。
だからこそ、自分ひとりでも気持ちが満たされるような「自己充足」の時間を持つことが大切です。
- 毎日10分でもいいから、誰のためでもない“自分だけの時間”をつくる
- 好きなこと・好きな香り・好きな音に囲まれて過ごす
- 自分の気持ちをノートに書き出して、見つめてあげる
自分を満たす力が育つほど、「求められないと不安」「つながってないと孤独」といった思考から、少しずつ離れていけます。
③ 一度距離を置き“関係性”を観察する目を育てる
ずっと一緒にいると、相手の行動が当たり前になってしまい、その関係が“心地よいのか、苦しいのか”すら分からなくなってしまうことがあります。
そこで必要なのが、少しだけ距離を取ってみることです。
距離を取ることで、相手の態度や、自分の本当の気持ちが見えてきます。
- 連絡を返すタイミングを、少し自分のペースにしてみる
- 会う頻度を落として、ひとりの時間を意識的につくる
- 「この関係は私にとって幸せか?」と問い直してみる
一歩引いて見ることで、あなたがどれだけ我慢していたか、どれだけ主導権を渡していたかが、初めてわかることもあるのです。
④ 相手の行動が“尊重”か“支配”かを見極める習慣
都合のいい関係と、本当の愛の関係の違いは、「そこに尊重があるかどうか」です。
相手のふるまいが、あなたを大事にしているのか、ただコントロールしているのかを見極めることが、とても大切です。
- あなたの予定や気持ちを聞いてくれるか?
- 一方的な呼び出しや無理な要求が多くないか?
- あなたが「NO」と言ったとき、尊重してくれるか?
- 気分で態度を変えたり、無視することがないか?
尊重がある関係では、あなたの心も、体も、ちゃんと守られます。
もしそうでないなら、それは“愛”ではなく“支配”の関係かもしれません。
⑤ 愛される=対等。自分を“選べる人”になる
「選ばれたい」「嫌われたくない」
その気持ちが強くなるほど、自分の気持ちや立場は後回しになってしまいます。
でも、本当に愛される恋は、上下ではなく“対等”な関係の中にあります。
あなたが選ばれるのを待つ側ではなく、「誰と、どんな関係を築きたいか」を選べる人になること。
それが、都合のいい女から脱け出す最後の鍵です。
- 「この人に好かれたい」より「この人と一緒にいて私は幸せか?」で判断する
- 自分の価値を“相手の態度”で測らない
- 自分を大切にしてくれる人を、ちゃんと見て選ぶ
あなたが自分を大切にすれば、同じようにあなたを大切にしてくれる人が、自然と引き寄せられてきます。
この5つのステップをすぐに完璧にこなす必要はありません。
でも、どれかひとつでも「今日からやってみよう」と思えたら、その一歩が、確実にあなたの未来を変えていきます。
ビフォーアフターで学ぶ!「都合の良い女」のLINE返信例
「都合のいい女」かどうかって、誰かが決めるものじゃありません。彼から“そう”と言われたわけじゃないし、友達に指摘されたわけでもない。
それなのに、ふとLINEのやりとりを見返したとき、なんとも言えない違和感を覚えることがあります。
「あれ、私って呼ばれるばっかりじゃない?」
「これって、大事にされてるLINEなのかな」
その小さな気づきが、あなたの中の“抜け出したいサイン”です。
ここでは、実際のLINEのやりとりをビフォーアフター形式で見ながら、どんな返信が「都合のいいポジション」に見えてしまうのか、そしてどう変えていけるのかを体感していきましょう。
NG例:急な呼び出しに「今から行く!」
彼:「今日、これから会える?」
あなた(NG):「うん、今から行けるよ!」
この一言、一見“素直で可愛い”ようにも見えます。
でも、ここに“危うさ”が潜んでいます。
- 相手からの突然の誘いに、予定も聞かずすぐOKしている
- 自分の都合や気持ちが、まったく表れていない
- 「呼ばれたから行く」=関係の主導権は常に相手側にある
つまり、“いつでも呼べば来てくれる子”という印象を、無意識に相手に与えてしまっているのです。
このやりとりが繰り返されると、「この子は軽く扱っても大丈夫」「誘えば来る」そんな都合のいい立場になっていってしまいます。
改善例:「ごめん、今日は予定あるからまたね」
彼:「今日、これから会える?」
あなた(改善):「ごめんね、今日は予定入ってる。また今度ゆっくり話そ?」
もしくは、もう少しラフな言い方にすると…
「今日はバタバタしちゃってて💦 またこっちから連絡するね!」
この返しができるだけで、あなたの印象はぐっと変わります。
- 「私はすぐに呼び出される存在じゃないよ」と自然に伝えている
- 自分の時間や都合を大切にしている
- 断っても、相手を否定していない。やわらかさを保っている
こうした一言が積み重なることで、“都合のいい人”から“ちゃんと向き合うべき存在”へと関係性が変わっていくのです。
解説:「自己主張=嫌われる」ではないことを体感で学ぶ構成
多くの人が抱える不安はこれです。
「断ったら、嫌われちゃうかも」
だからこそ、急な呼び出しにも応えてしまったり、予定をキャンセルしてでも会いに行ったりする。
でも本当は、自分の時間を大切にできる人の方が、“大事にされる恋愛”を引き寄せます。
“自己主張すること”=“わがまま”ではありません。
“断ること”=“冷たい”わけでもありません。
それは、「私は私を大切にしています」っていう、静かな意思表示なんです。
あなたが自分を大切に扱えば、それにふさわしい人だけが、ちゃんと近づいてきてくれます。
そして何より、自分自身が「また都合よくされてしまった…」と傷つかずにすむようになります。
この一言が変わるだけで、関係の“空気”も変わります。
Q&A:「都合のいい女」をやめたい人の疑問に答えます!
誰かに相談するほどじゃないけれど、心の中で何度もぐるぐるしている
そんな悩みはありませんか?
ここでは、「都合のいい関係から抜け出したい」と感じている方がよく抱える疑問を取り上げて、少しずつ気持ちを整理できるようなヒントをお届けします。
Q. 性癖的に支配されるのが好き。でも関係が苦しい…どうすれば?
A. 性癖そのものを否定する必要はありません。でも、“苦しい”と感じているなら、その関係の質を見直すタイミングです。
支配されたい、主導されたいという気持ちには、性的な快感や安心感がともなうことがあります。それ自体は、あなただけの感覚であり、誰にも否定されるものではありません。
でも、もし今あなたが「苦しい」と感じているなら、その関係には信頼や対等性が欠けている可能性があります。
SMや主従的な関係であっても、健全なものであれば必ずこういった特徴があります:
- お互いの同意とルールがある
- 相手があなたの“心”も尊重してくれる
- 苦しいときに「やめたい」と言える自由がある
快感だけがあって、心がすり減っていくようなら、その関係は「性癖に合っている」のではなく、「性癖を都合よく利用されているだけ」かもしれません。
「支配されたい自分」はそのままでかまいません。ただし、それを誰に委ねるのかは、あなたが選ぶべきことです。
Q. 好きな人にNOを言うのが怖いです…
A. 怖くて当たり前です。でも、「NOを言う=拒絶」ではなく、「私を大事にする」という選択でもあります。
「NOを言ったら嫌われるかも」
「もう誘ってもらえなくなるかも」
そんな不安を抱えている人はとても多いです。
でも、考えてみてください。
“なんでもYES”な自分と、“ちゃんとNOが言える”自分。
どちらが大切にされると思いますか?
答えは明確です。
あなたが自分を大事にしていれば、相手も自然とあなたを尊重するようになります。
そしてもし、あなたがNOを伝えたことで離れていく相手がいたなら、その人は“あなたを都合よく扱いたかっただけの人”かもしれません。
怖さの奥にある「自分を守りたい」という気持ちを信じて、小さなNOから始めてみてください。
Q. 本命になるにはどうしたらいいの?
A. “選ばれる努力”よりも、“選ぶ視点”を持つことが、本命への近道です。
多くの人が「どうすれば彼に選ばれるか」を考えがちです。でも、本当に愛される人は、“選ばれる側”ではなく、“選ぶ側”に立っていることが多いです。
- 自分のことを大切にしている
- 相手の態度を冷静に見ている
- 追いかけるより、対等な関係を築こうとしている
つまり、「私が本命にふさわしいかどうか」ではなく、「この相手は、本命としてふさわしい人なのか?」を見られるようになること。
それができたとき、あなたの“恋愛の立ち位置”は自然と変わっていきます。
本命になるって、特別なテクニックが必要なわけじゃないんです。
自分をちゃんと選び、ちゃんと大切にできる人になること。
それが、すべてのはじまりです。
脱却した先にある“本命として愛される私”とは?
ここまで読んできたあなたは、もう気づいているはずです。
「都合のいい女」でいるのは、決してあなたが弱いからでも、愛されない人だからでもありません。
ただ少し、
自分の快感や性癖に素直すぎてしまったり、愛されたい気持ちが強くて、自分を後回しにしてしまっていただけ。
でもそれも、あなたが一生懸命恋をしてきた証です。
だからこそ、ここからは“自分を大切にする恋愛”を選んでいきましょう。
快感を否定しない。でも、それを使って幸せになる選択をする
性的な快感や、支配されたいという気持ち。
それは誰かに否定されるべきものではありません。
あなたの中にある自然な感覚であり、恥ずかしいことでも、悪いことでもありません。
大切なのは、それを“自分をすり減らすため”ではなく、“幸せになるため”に使えるようになることです。
- 快感を感じても、苦しくない関係を選ぶ
- 性癖を隠さず、理解してくれる相手と出会う
- 自分の快感だけでなく、心もちゃんと満たされるつながりをつくる
そうやって、“自分を大切にしながら快感も楽しめる関係”を選んでいいのです。
“選ばれる”のを待たず、“自分が選ぶ”恋愛をしよう
都合のいい立場にハマってしまう理由のひとつに、「選ばれたい」「必要とされたい」という気持ちがあります。
でも、本当に愛されている関係では、あなたが“選ばれる”ことを待っているだけの存在ではなくなります。
むしろ、
「この人は、私を幸せにしてくれる人かな?」
「この関係は、私の心がちゃんと満たされているかな?」
と、自分の目で相手を見極めていいのです。
自分の感覚に自信を持ち、自分の幸せを基準に恋愛を選ぶ。
その視点を持てた瞬間、あなたの恋の主導権は、自然とあなたの手の中に戻ってきます。
愛される女は、まず自分を愛している
「本命として愛される女性」には、特別なテクニックも、派手な魅力も必要ありません。
共通しているのは、たったひとつ。
“自分のことを大切にできている”ということ。
- 嫌なことにNOと言える
- 自分の時間をちゃんと持てる
- 快感や性癖を理解したうえで、自分の心にも正直でいる
そんなふうに、自分を丁寧に扱っている人は、自然と相手からも大切にされるようになります。
あなたは、誰かに選ばれなければ価値がない存在ではありません。
あなたが自分を愛せるようになったとき、本当にあなたを大切にしてくれる人も、ちゃんと現れるはずです。
“都合のいい女”から、“本命として愛される私”へ。
今その一歩を踏み出そうとしているあなたは、もうすでに変わりはじめています。
都合の良い女をやめたいなら今
「都合のいい女」をやめたいと思ったその気持ちこそが、変わるきっかけです。性癖や依存を否定せず、自分の快感と心を大切にできる関係を選ぶこと。愛される人は、まず自分を大切にしています。選ばれる恋から、選ぶ恋へ。
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「選ばれる女は、もう選ぶ側にいる。」